こんにちは、souです。
これまで3,000人以上の受験相談にのってきました。
中でもダントツに多かったのが、「やる気が出ない」というものです。
さて、先日に下記のようなツイートをしました。
「勉強でやる気が出ません」と言われることがよくあります。
原因は、
①動機が弱い
②習慣化できていない
③睡眠時間が足りていない
④集中できる環境が整っていない
⑤目標設定の仕方を間違えているの5つに集約されることが多いです。
詳しくはブログで解説します。
— souさん (@jukenkakumeika) January 8, 2021
これまで3,000人以上の受験相談にのってきた私が、やる気が出ない原因はもちろん、解決策もあわせて紹介します。
目次
勉強のやる気が出ない5つの原因
繰り返しですが、勉強のやる気が出ない原因は以下の5つに集約されることがほとんどです。
②習慣化できていない
③睡眠時間が足りていない
④集中できる環境が整っていない
⑤目標設定の仕方を間違えている
それぞれの原因について、見ていきましょう。
①動機が弱い
動機が弱かったりなかったりすると、99%の人は挫折します。
行きたい理由もないのに東大を目指して勉強しても、長続きしないですよね。
これは、「なぜやっているのか?」が途中で分からなくなるからです。
「なぜ東大に行きたいのか?」
「東大に入って何がしたいのか?」
これを考えられている人とそうでない人では、取り組むときのモチベーションに圧倒的な差が出るのです。
まる君
やる気が出ないときは、「自分がなぜそれに取り組んでいるのか」を見直してみましょう。
②習慣化できていない
質問です。
おそらく、ないですよね。
歯磨きが習慣化されているため、やらないという選択肢はないわけです。
つまり、習慣化させると、モチベーションの上下はなくなるのです。
まる君
souさん
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③睡眠時間が足りていない
ご存知の通り、記憶は睡眠中に定着されるため、睡眠不足は学習スピードを遅らせてしまいます。
まる君
souさん
逆にいうと、睡眠時間を増やすだけで点数が良くなる効果が期待できます。
インスタの投稿でも書いたように、脳が最も働く睡眠時間は「7〜8時間」なので、最低でも7時間は寝るようにしましょう。
④集中できる環境が整っていない
勉強しようと思った時に、机の上に漫画が散らばっていたり、スマホが置いてあったりしませんか?
この状態だと、やる気が出ないのは言うまでもないですよね。
集中するために今すぐ机の上から排除すべきものTop3でも書いたように、スマホや関係のないものは机の上に置かないようにしましょう。
集中するために今すぐ机の上から排除すべきものTop3まる君
souさん
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⑤目標設定の仕方を間違えている
【重要】絶対に理解しておくべき目標設定のデメリット【コツも解説】でも書いたように、目標設定には「視野を狭くする」や「学習を阻害する」といったデメリットがあります。
つまり、やり方を間違えることで自らモチベーションを下げてしまうわけです。
目標を立てるときは、「WOOPの法則」や「if-thenプランニング」を活用して、挫折をあらかじめ計画の中に含んでおきましょう。
【1分で完了】目標達成率が2倍になる計画の立て方 目標達成率がグンと上がる最強の計画テクニック勉強のやる気が出ない時の解決策
勉強のやる気が出ない原因を理解できたので、次は解決策を見ていきましょう。
以下の3つのステップを踏むことで、どんなにやる気がなくても勉強に取り組むことができます。
②スマホや漫画などを全て部屋の外に出す
③1分だけ座る
それぞれのステップについて、簡単に解説していきます。
ステップ①:勉強をする意味や目的を書き出す
まずは、自分の頭で「勉強する意味(目的)」を考えて、紙に書き出しましょう。
ここで重要なのは、他人の意見よりも自分の考えを重視することです。
下記のツイートをご覧ください。
✅勉強をする意味は自分で見つけるもの
「勉強はなんのためにするのか?」を人に聞いても、ほぼ100%納得する答えは返ってきません。
実際に私も聞いたことがありますが、納得する答えが返ってきた試しはありません。何かをする意味は、誰かに決められるのではなく、自分で決めるものです。
— souさん (@jukenkakumeika) January 10, 2021
経験がある方も多いと思いますが、パッとする答えは返ってきません。
なぜなら、勉強する理由は人それぞれで絶対的な正解はないからです。
自分なりの勉強する意味を考えるのがベストです。
ステップ②:スマホや漫画などを全て部屋の外に出す
次は、机の上の環境を整えます。
基本的には、以下のようなものを排除すると良いです。
・漫画
・不要な筆記用具
勉強に必要のないものは、視界から消すためにも部屋から出しましょう。
その上で色や音を最適化すれば、「最強の作業デスク」の完成です。
ステップ③:1分だけ座る
最後は、1分だけで良いので座りましょう。
もっと言うと、10秒でもOKです。
まる君
souさん
人間には「作業興奮」という作用があります。
これは、何かに取り組んでいるうちに脳が活性化され、勝手にやる気が出てくる現象のことです。
つまり、何もしなければやる気が起きることは絶対にあり得ないのです。
初めは1分座るだけでも良いので、徐々にその時間を長くしましょう。
そうすることで、自分が成長していることを実感できます。
勉強のやる気を出すためのオススメ書籍3選
・勉強のやる気がでない原因や対策をより詳細に理解したい
・学術的なエビデンスやデータを見てみたい
・自分以外の人がどうやってやる気を出しているのか知りたい
こういった悩みがある人は、本を読むのがオススメです。
本を読むことで原因や解決法の背景を理解できるので、やる気を出すコツを見つけるキッカケになります。
私がオススメする勉強のやる気を出してくれる本は、以下の3つです。
それぞれの本を簡単に紹介します。
ヤバい集中力
年間5,000本の論文を読む「鈴木祐」さんが書かれた本書は、とにかく科学的根拠をもとにした内容になっています。
理性と本能を「調教師」と「獣」で表現し、どうすればもともと備わっていたシステムを使ってヤバい集中力を鍛えることができるかが書かれています。
souさん
マインドセット:「やればできるの研究」
超有名な心理学者でスタンフォード大学の教授でもあるキャロル・ドゥエックさんが書かれた本書は、「どんなに凡人で才能がなくても、才能は後から変えることはできるよ」という内容を、科学的根拠をもとに書いてあります。
本書を読むことで、ビジネスやスポーツ、恋愛、人間関係など、あらゆる場面で使えるマインドセットを手にすることができます。
souさん
1日30分を続けなさい!
本書はかつて1万円で売られていた内容を書籍化したもので、Amazonの3カテゴリーで1位になっています。
こういうと語弊があるかもしれませんが、本書では超基本的なことしか書かれていません。
しかし、それだけ基本的なことには価値があります。
souさん
ちなみに、こちらの本はKindle Unlimitedなら無料で読めます。(2021年1月現在)
どれも良書なので、ぜひ読んでください。
まとめ:やる気が出ないは「習慣」で解決しよう!
結論、勉強のやる気が出ないは「習慣」で解決するのが一番です。
・帰宅したらすぐに椅子に座って読書する
このように、習慣化することでやる気に左右されなくなります。
自分なりの習慣を身につけて、常に同じモチベーションで勉強に取り組みましょう。
では、また。
https://www.nature.com/articles/nn1200_1237
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