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【意外と知らない】頭が悪くなる食べ物3選

【意外と知らない】頭が悪くなる食べ物3選

こんにちは、souです。

今回は、ノースカロライナ大学の研究結果などをもとに「頭が悪くなる食べ物3選」について解説していきます。

意外と知らないうちに口にしているものなので、ぜひこの機会に改善してください。

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脳を活性化させる食べ物

まず前提知識ですが、脳を活性化させる食べ物というのは結構あります。

例えば、勉強が捗るオススメのおやつTop3【太らないものを厳選】でも紹介した、「バナナ」や「ガム」は、脳に栄養分を与えてエネルギーを長時間持続させることができます。

勉強が捗るオススメのおやつTop3【太らないものを厳選】 勉強が捗るオススメのおやつTop3【太らないものを厳選】

このように、食べると脳が活性化するものはありますが、反対に食べると脳の働きが悪くなるものもあります。

みんな食べがちなので、気をつけてください!

souさん

悪くなる食べ物3選

結論からお伝えすると、頭が悪くなる食べ物は、下記の3つです。

①脂肪分の多い食事
②砂糖の多い食事
③唐辛子

それぞれの食べ物について、科学的根拠をもとに解説していきます。

①脂肪分の多い食事

マッコーリー大学が、健康的な20代の成人110人を対象にした実験があります。
この実験では、被験者を以下の2つのグループに分けています。

グループ分け
①1週間、通常と同様の生活を送ってもらう
②1週間、ファストフーと中心の生活を送ってもらう

食事が脳の働きに、どう影響するのかを調べたわけですね。

ちなみに、ここでいうファストフードとは、「ミルクセーキ」や「ベルギーワッフル」です。

その結果、「ジャンクフードの量が増えるほど記憶テストで悪い結果が出た」とのことです。

脂肪分の多い食事が食欲を暴走させるのは有名な話ですが、面白いのが「ジャンクフードが海馬を崩壊させ、記憶力が損なわれた結果、さらに多くのジャンクフードを食べたくなる」という点です。

まる君

悪循環に陥るってことですか?
その通りだね!

souさん

というわけで、下記のような食品は、できるだけ食べないのがベストですね。

メモ
・ケーキ
・クッキー
・菓子パン
・ポテトチップス
・ハンバーガー
・フライドポテト
・ラーメン
ジャンクフードは太りやすいので0に近づけるのがベストですね!

souさん

②砂糖の多い食事

カリフォルニア大学の研究によると「精製された砂糖の多い食事は食欲ホルモンを暴走させる」とのことが分かっています。
これが「肥満につながる」と言われているわけですが、それを実証したのが、2015年に行われたイリノイ大学の研究です。

この実験では、「肥満の子供は太りすぎではない子供と比較して、海馬をテストする記憶課題のパフォーマンスが低いことがわかった」と指摘されたのです。

海馬は記憶を一時的に保管したり、記憶の重要度を振り分けたりするといった、記憶を司る上で重要な役割を担っています。

海馬は、勉強をする上でも、生きていく上でも大切な部位なので、しっかりと鍛えておきたいですね。

【必見】海馬を鍛える4つの方法【今日からできます】 【必見】海馬を鍛える4つの方法【今日からできます】

また、海馬を壊す習慣にも気をつけたいですね。

【危険】海馬がぶっ壊れる悪習慣5選【改善策もあります】 【危険】海馬がぶっ壊れる悪習慣5選【改善策もあります】

料理を作る際には、グラニュー糖や氷砂糖、ザラメ糖などは控えめにするのが良さそうです。

③唐辛子

ノースカロライナ大学が、55歳以上の被験者4,852人を対象にした研究によると、「唐辛子の摂取量が多い人ほど低い認知スコアを持っている」とのことです。

具体的な内容は、以下の通りです。

実験内容
①まずは、被験者に10個の単語を1単語2秒のペースで覚えてもらう
②その後、20から1までカウントバックしてもらう
③さらにその後、100から連続で7ずつ引き続ける計算をしてもらう
④最後に、最初に覚えた10語の単語を思い出してもらう

その際に、被験者を以下の4つのグループに分けています。

グループ分け
①0g/日
②1〜20g/日
③20〜50g/日
④50g以上/日

その上でテストのスコアと比較したところ、下記のことが分かっています。

・50g以上/日の人は非消費者と比較して、低い認知スコアを持っていた
・唐辛子摂取量とともに、記憶関連の有病率が増加した

対象が55歳以上なので、若い方すべてに当てはまるわけではありませんが、唐辛子を含んだ食品をたくさん食べると、お腹を下す可能性も高くなります。
特に、辛いもの好きの方は気をつけてください。

では、また。

参考文献
https://royalsocietypublishing.org/doi/10.1098/rsos.191338
https://www.jpeds.com/article/S0022-3476(14)00953-6/abstract
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5000869/
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0889159116304329
https://academic.oup.com/ajcn/article/97/4/728/4577025
https://www.nature.com/articles/482027a
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC6566199/

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