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勉強が捗るオススメのおやつTop3【太らないものを厳選】

勉強が捗るオススメのおやつTop3【太らないものを厳選】

こんにちは、受験革命ラボのsouです。

今回は「勉強が捗るオススメのおやつTop3」と題して、勉強中にオススメのおやつを科学的根拠をもとに紹介します。
また本記事では、トレーナーの観点から「太りにくい」点を重視しているので、特に女性にオススメです。

後半部分ではとても大切なことを書いているので、ぜひ最後までご覧ください。

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勉強が捗るオススメのおやつTop3

結論からお伝えすると、勉強が捗るオススメのおやつは以下の3つです。

・チョコレート
・バナナ
・ガム

それぞれのおやつについて解説していきます。

第3位:チョコレート

第3位はみんな大好きチョコレートです。
ただし、ここでいうチョコレートは『高カカオチョコレート』のことを指します。

北アリゾナ大学が122人を対象にした実験を紹介します。
この実験では、被験者を次の6つのグループに分けています。

グループ分け
①カカオ60%チョコレートを食べるグループ
②カカオ0%チョコレートを食べるグループ
③カカオ60%チョコレート+Lテアニンを摂るグループ
④砂糖水を飲むグループ
⑤砂糖少なめの水を飲むグループ
⑥水を飲むグループ

その上で、「脳波」や「血圧」などを測定しています。

実験の結果、分かったことが下記の通りです。

・高カカオ群は前頭葉や頭頂葉の脳波、シータ波を有意に減少させた
・高カカオ群は後頭部の脳波、ベータ波を有意に増加させた
・高カカオ群は血圧を有意に上昇させた
・高カカオ群+Lテアニンは血圧が有意に減少した

2つの脳波に関してですが、注意欠陥の人には「ベータの減少」と「シータの増加」がよく見られます。
しかし、ダークチョコレートはこの逆の働きがあります。

つまり、「注意力を上げる効果がある」ということですね。

ただし、高カカオだけを摂取したときは血圧の上昇が見られており、これが唯一のデメリットと言えます。
そんなデメリットを帳消しにしてくれるのが、L-テアニンを含む「緑茶」です。

テアニンを摂取することで血圧の上昇や交感神経刺激作用を防ぐことができます。
さらには睡眠を改善させたり、起床時の眠気を和らげたりする効果もあるので、午後に摂取するのがオススメです。

第2位:バナナ

リーズ大学が、約50,000人のイギリス人を7年ほど追跡した観察研究があります。
この研究は、計3回のアンケートを行い、「野菜と果物の摂取量が、どれくらいメンタルの調子と関わっているのか?」を調べたものです。

アンケートの結果から収入や健康状態などの要素を調整したところ、「野菜や果物を1食分増やすごとにメンタルは改善していく」ということが分かっています。

中でもバナナには、ブドウ糖・果糖・ショ糖という3種類の糖分が含まれており、エネルギーに変換されるスピードがそれぞれ異なるため、エネルギーが長時間持続しやすいのです。

比較的安いので、コスパの観点から見てもオススメですね。

また、果物にはメンタルを安定させる働きがあるので、積極的に摂りましょう。
バナナ以外で言うと、キウイブルーベリーなどがオススメです。

第1位:ガム

第1位は「ガム」です。
手軽さとコスパの観点から1位に選びました。

セントローレンス大学が159人の学生を対象に行なった実験を紹介します。

この実験では、被験者に「ランダムに言われた数字を記憶して逆に暗唱する」や、「激しく入り組んだ論理パズルを解く」といった難しい認知テストを受けてもらっています。
その際に、半分の学生にはガムを噛んでもらうように指示しています。

結果を見てみると、ほぼ全てのテストでガムを噛んだグループの成績が向上していました。

私もお腹が空いたら大抵ガムを噛んでいますが、「よく集中出来る」実感があります!

souさん

またガムには、成績の向上の他に下記のようなメリットが確認されています。

・集中力の向上
・ストレスの低下
・記憶力の向上

また、私が何よりガムをオススメする理由が「カロリーの低さ」です。
キシリトールなんかだと1粒で5kcalくらいしかないので、肥満になるリスクも抑えられます。

これからは、お腹が空いたらガムを噛むようにしてください。

実は「空腹」がベスト

ここまで「科学的に最強のおやつ」を紹介してきましたが、謝まらなければいけないことがあります。
それが、『本当は空腹のほうが良い』ということです。

「おいおい、何言ってんだよ!」って感じだと思いますが、いったん落ち着いて聞いてください。

人間には生存本能が備わっているため、命の危機に晒されると、思いもよらなかった力を発揮します。
いわゆる、「火事場の馬鹿力」ですね。

空腹が命の危機と言えるかは微妙ですが、空腹でいることで記憶力や集中力が上がることが分かっています。
なので、空腹の時間を大切にする必要があります。

今回紹介したおやつは全て軽く食べられるものを選んでいるので、そこまで心配する必要はありません。
ただ、空腹にメリットがあることは頭に入れておくと良いですね。

では、また。

参考文献
http://www.neuroregulation.org/article/view/14652
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0277953618306907?via%3Dihub
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21645566/

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