こんにちは、受験革命ラボのsouです。
今回は「生産性を劇的に上げる作業デスクの作り方」と題して、オンライン学習やテレワークをしている方向けに、生産性が爆上がりする作業デスクの作り方を科学的にご紹介します。
この動画は、以前の理想の勉強部屋を作るために欠かせない3つの条件と合わせてみることで効果が増すので、まだ見ていない方はそちらからご覧ください。
【中高生向け】理想の勉強部屋を作るために欠かせない3つの条件↓YouTubeでも解説しています!チャンネル登録もお願いします
目次
生産性を劇的に上げる作業デスクの作り方
結論、生産性を劇的に上げるためには以下の3つを意識しましょう。
②音を調整する
③スマホを机の上に置かない
それぞれについて解説していきます。
①色を最適化する
ここでいう色には2種類あります。
1つは耳にしたことがある緑視率の緑色。もう1つが集中力を上げる効果がある青色です。
緑色
まず緑色の説明からですが、豊橋技術科学大学と長崎大学が共同で行った調査によって、『緑視率が10~15%の時、最もストレス値が低く、高いパフォーマンスを発揮できること』が分かっています。
とは言え、緑は取り入れ辛い色なので、「観葉植物を机の上に1つか2つおくこと」をオススメします。
青色
次に青色の説明ですが、ブリティッシュコロンビア大学が666人を対象にした研究によると、『青い色にさらされた被験者はクリエイティビティが上がる傾向があった』とのことです。
青色がクリエイティビティを上げる理由はハッキリしていませんが、今のところ「私たちの潜在意識は、青色のことを晴れた空や穏やかな水のような、ポジティブで快適な条件と結びつけているから」だと考えられています。
青色を取り入れる方法としては、「青色の壁紙を貼る」や「窓から青空が見わたせる場所に机を置く」がオススメです。
souさん
②音を調整する
勉強中は基本的に無音のほうが良いことは、【悲報】勉強中の音楽は集中力を下げてしまう話【タイミングが重要】でも書いた通りで、知っている方も多いと思います。
【悲報】勉強中の音楽は集中力を下げてしまう話【タイミングが重要】実はこの無音で勉強というのは、数字の計算や細かい機械の修理みたいに、正確さや細かさ、直線的な推論などが必要な作業をする場合が該当します。
ですが、実は「文章を書く」や「本の構成を考える」といった創造性が必要なタスクの時は、『70dbの環境音がベスト!』という結論になっています。
これまたブリティッシュコロンビア大学の実験ですが、60人の学生を集めて「新しい種類のマットレスについて、考えられる限り多くの創造的なアイデアを生成して下さい」とお願いしています。
その際に、50dB、70dB、85dBの音を流したところ、以下のような結果が得られたんですね。
・環境音が85dBだった時は、逆に創造性が低下した
つまり、解決策を見つけたい時や創造的なアイデアが欲しい時は『少し騒がしい場所で作業したほうが良い』ということです。
ちなみに、それぞれの音の大きさは以下の通りです。
・70dB…活気がのあるオフィスや高速を走ってるときの車内
・60dB…普通の会話やデパートの中
・50dB…静かなオフィスや川のせせらぎ
「集中する時」と「創造性が必要な時」を分けて、音を調整しましょう。
③スマホを机の上に置かない
これは超有名な話なのでザックリと解説しますが、最も有名なのがテキサス大学が520人の学生を対象にした実験です。
この実験では、学生に単純な作業をしてもらうと同時に「スマホの電源を切って目の前において作業するグループ」と「スマホを視界から消して作業するグループ」に分けています。
その結果、スマホの電源を切っているのにも関わらず、目の前にスマホがあったグループは、『視界から消したグループの半分の集中力しかないこと』が分かったんですね。
souさん
理想の作業デスクは「スタンディングデスク」
私のInstagramをフォローしてくださっている方はご存知だと思いますが、2ヶ月ほど前からスタンディングデスクを活用しています。
そのおかげもあり、以前よりも生産性が上がりました。
スタンディングデスクを使うメリットには、以下のようなものが挙げられます。
・ワーキングメモリの働きが改善する
・生産性が大幅にアップする
・勉強効率が上がる
・老化の防止になる
これらは全て科学的に証明されていることで、私も実感しているところです。
souさん
サイズは「幅70cm×奥行45cm」を使っていますが、このくらいのサイズがちょうど良いと思います。
座り過ぎによるデメリットははかりしれないので、スタンディングデスクを導入できなくても最低でも30分に1回は立つようにしましょう。
では、また。
https://kaken.nii.ac.jp/ja/file/KAKENHI-PROJECT-26289202/26289202seika.pdf
https://science.sciencemag.org/content/323/5918/1226.abstract
https://academic.oup.com/jcr/article/39/4/784/1798283
https://www.journals.uchicago.edu/doi/full/10.1086/691462
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