大学受験が不安で仕方ない受験生
こういった疑問や悩みを解決します。
✅本記事の内容
・大学受験に失敗する人に共通するたった1つのこと
・大学受験に失敗しないために意識すべき3つのこと
多くの受験生が気になる「受験の失敗」。
今回は、そんな受験に失敗する人の特徴について、自身の体験談を含めてお話しします。
なお、僕のインスタグラムはありがたいことにフォロワーさんが1万人を超えており、この1年間で1,000件以上の受験相談に乗ってきました。
その経験からも受験に失敗する人の特徴を見つけたので、ぜひ参考にしてください。
目次
大学受験で失敗する人の特徴15選
僕が過ごした受験生時代とインスタでの発信を始めてから多くの受験生の相談に乗ってきた期間で感じた「大学受験に失敗する人の特徴」は以下の通りです。
②ノートをキレイにとろうとする人
③努力量が足りない人
④志望校が決まっていない人
⑤集中できる環境が作れない人
⑥勉強法が定まっていない人
⑦戦略が立てられない人
⑧スキマ時間を意識しない人
⑨いろいろな参考書に手を出す人
⑩模試の判定を気にしすぎる人
⑪次があるからと失敗を許容する人
⑫ライバルがいない人
⑬復習が疎かな人
⑭勉強時間ばかりを気にしている人
⑮生活習慣が整っていない人
先に言っておきますが、あくまで『失敗しやすい特徴』なので、100%失敗するというわけではありません。
ただし、失敗する人たちに多く共通している部分なので注意が必要です。
「それもダメなの?」という意見もあると思うので、それぞれの特徴について解説していきます。
特徴①:失敗に怯えている人
まず大前提として、失敗に怯えている人はメンタル面で良くない。
もちろん失敗するのは嫌だし、できれば成功したいと願うのが人間。
でも、そういった心配をするのはある程度やり抜いた後であり、まだやり切っていない時点で心配するのはナンセンスです。
受験までの道のりは長いです。
たくさん失敗した方がその分成長できるので、失敗に怯えずどんどん挑戦してみましょう。
souさん
特徴②:ノートをキレイにとろうとする人
「ノートをキレイに取れ!」と指導する先生がいる、という背景もありますが、ノートはキレイに取る必要はありません。
むしろ、ノートをキレイに取ることに固執する人ほど成績が良くなかったりします。
以前テレビで東大生のノートを見ましたが、全く何が書いてあるか分からない、お世辞にもキレイとは言えないノートでした。
ですが、本来ノートは自分のために取るものであり、人に見せるためのものではありません。
なので、自分が理解しやすいようにまとめられていれば、それでOKなのです。
souさん
特徴③:努力量が足りない人
「量より質」などと言い、初めから質を求めて勉強する人は、ほぼ確実に受験に失敗します。
そもそも、量をこなしていないのに質を上げるというのは不可能です。
量質転化の法則というものがありますが、量をこなさない限りは質が急に向上することはありません。
質を上げるのはある程度の量がこなせるようになってからでOKです。
個人的な意見だと、量さえこなせば偏差値50は絶対にいけますよ。
souさん
特徴④:志望校が決まっていない人
中には志望校が決まらくても勉強に集中できる人もいますが、これはごく稀なパターンです。
やはり、目標とするものがあった方が人間は頑張れます。
なので、まだ志望校が決まっていない人は、オープンキャンパスに行くなり、大学生に話を聞くなり、志望校をある程度決められるように材料を集め始めましょう。
特徴⑤:集中できる環境が作れない人
家に帰って勉強ができない人というのは、眠さだけでなく「勉強する環境」に問題があります。
勉強する環境とは、つまり『勉強机』です。
勉強机がグシャグシャになっていると、それはやる気も出ないはず。
机の上が汚い人は今すぐ片付けましょう。
基本的に、机の上には勉強する科目以外のものは何も置かないのがベストです。
目の前の勉強に集中できる環境を作りましょう。
souさん
特徴⑥:勉強法が定まっていない人
ガムシャラにやることも大事ですが、とは言え、ある程度の確立した勉強法はあった方が良いでしょう。
計算系→朝の頭が働くうちにやる
国語→点が取りやすい漢文から勉強する
これは一例ですが、意識するだけで結果が変わるものでもあります。
各教科の勉強法は、自分の中で確立させておきましょう。
souさん
特徴⑦:戦略が立てられない人
計画に近い意味を持ちますが、細かくいうと意味が違います。
計画→目標を達成するための行動の仕方
戦略が計画の上位概念であるため、そもそも戦略がないと計画が立てられません。
ビジョン(志望校)に対しての手段を考えるのが戦略です。
志望校を決めたら、どうすればその目標を達成できるのかを考えましょう。
souさん
特徴⑧:スキマ時間を意識しない人
これは僕が個人的に最もオススメしている勉強法である「スキマ時間勉強法」に関わることです。
スキマ時間はその名の通り、何かと何かの間の空いている時間のこと。
ほんの数分間でも、立派なスキマ時間です。
スキマ時間②:学校の休憩時間
スキマ時間③:部活が始まるまでの時間
スキマ時間④:家でのお風呂の時間
上記のように、スキマ時間は抜き出してみると数多く存在します。
これらを全て足すと「1日で約2時間」になるので、スキマ時間を意識しない手はありません。
souさん
特徴⑨:いろいろな参考書に手を出す人
参考書を買ってはやめ、また新しい参考書を買う。
これを『参考書コレクター』なんて言ったりしますが、受験において参考書コレクターはマイナスでしかありません。
お金もかかれば時間もかかる。
しかも、それは無駄なお金や時間です。
まずは、参考書は1つを極めるでOKです。
何冊も買ってたくさんやろうとする必要はありません。
最低でも1つの参考書を3周することを心がけましょう。
souさん
特徴⑩:模試の判定を気にしすぎる人
模試は合格判定をするのに最も適したテストであることは間違いありません。
しかし、その結果に踊らせれているようでは、結果は出にくいでしょう。
なぜなら、模試はあくまで「ある一定の範囲」のテストであり、試験本番のように幅広く出るわけではないからです。
たまたま対策として勉強していた分野がたくさん出れば、点は取れるかもしれませんが、実力ではないですよね。
結果を受け止めることは大切ですが、判定を気にしすぎる必要はありません。
souさん
特徴⑪:次があるからと失敗を許容する人
受験に失敗しても死ぬわけではないですし、人生が詰むわけでもありません。
なので、「最悪落ちても良いや」と心のどこかで思っている人もいます。
ですが、その気持ちでは100%受かりません。
当たり前ですが、受かる人は死に物狂いで勉強しています。
そんな人たちとそんな気持ちでは戦えませんからね。
souさん
特徴⑫:ライバルがいない人
これも個人的な意見になってしまいますが、受験においてはライバルが必要だと思っています。
同じクラスの人でも良いですし、ネット上でも良いので、ライバルを作っておきましょう。
そうすることで、モチベーションが遥かに上がります。
そして何より、やらないといけない『焦り』が湧き出るくるでしょう。
最悪ライバルがいない人は、「昨日の自分」をライバルにするのがオススメです。
souさん
特徴⑬:復習が疎かな人
特に高校1・2年生のころは、復習をしっかりしておく必要があります。
高校3年生になってから復讐を始めると、その分ライバルたちは先へ進むことになります。
勉強が苦手という人こそ、復習に時間を充てるようにしてください。
そうすれば、今よりももっと成績が伸びるはずです。
souさん
特徴⑭:勉強時間ばかりを気にしている人
インスタや他のSNSを見ていると、「勉強時間」ばかりに意識が言っている人がたくさんいます。
量をこなした方が良いと言ったので、勉強時間が多いことは良いことと思っているかもしれませんが、決してそういうわけではありません。
②単語を10分で声に出しながら覚える
この場合、①の方が勉強時間は多いですが、「勉強の質」の面では②の方がはるかに上になる場合が多いです。
たくさん文字を書けば良いというわけではなく、勉強をしていく上で『どうすれば効率良く成果を出すことができるのか』を考えることも勉強です。
特徴⑮:生活習慣が整っていない人
これは意外かもしれませんが、生活習慣が整っていない人も受験に失敗しやすい特徴の1つです。
寝る時間と起きる時間がバラバラという人やお菓子が主食になっている人など、生活習慣が整っていないと集中力が低下してしまいます。
睡眠や食事が体に及ぼす影響は大きいので、生活習慣は整えておきましょう。
souさん
大学受験に失敗する人に共通するたった1つのこと
様々な共通点を挙げてきましたが、全ての特徴に共通して言えることが「自主的ではない」です。
- さほど考えてもいないのに質問をする
- 自分で戦略を立てようとしない
- 生活習慣も他人任せで何も気にしない
これらに当てはまる人はかなり危険です。
souさん
まる君
そうです。
受験は自分のためにするもので、自分が「する」「しない」の選択をすることができます。
受験をすると決めたのであれば、自分の頭で考えながら分からないところを聞いて補助してもらうというやり方で進めないと、やっている意味がありません。
もちろん「志望校に受かるため」という大きな目標はありますが、それ以外にも「自分で計画し、努力する力を身につけるため」という目的もあって良いでしょう。
大学受験に失敗しないために意識すべき3つのポイント
受験に失敗したくないと考えているなら、以下の3つのことを意識すると良いですよ。
- 自主的に動くこと
- スキマ時間を意識すること
- オンとオフの切り替えを上手くすること
意識ポイント1:自主的に動くこと
これは先でも述べましたが、常に自主的であることが大切です。
質の高い質問をするためには授業をしっかりと聞いて内容を理解する必要がありますが、そういった風に自分の頭で考えることで自主的に動ける体になっていきます。
自分の成長のために自分で考えて行動することを心がけましょう。
意識ポイント2:スキマ時間を意識すること
受験に失敗する人は「勉強の習慣化」が上手くできていないことが多いです。
勉強の習慣化とは、その名の通り勉強を歯磨きのように習慣化することを言います。
これを実現するには、とにかく空いた時間(スキマ時間)に勉強することが最も手っ取り早いです。
好きなゲームに嵌っている時は、少しでも時間があればゲームしますよね?
それと同じ感覚で、とにかく少しの時間でもいいから勉強をすることを心がければ、勉強が「習慣化」していきます。
souさん
意識ポイント3:オンとオフの切り替えを上手くすること
ここまで様々なことを言ってきましたが、とはいえ人間なのでオフを満喫したい時もありますよね。
そこで大事なのが、「切り替え」です。
休むことは大切ですし、たまには遊ぶのも悪くはないでしょう。
ただし、休み過ぎは脳がなまるのでオススメしません。
「遊ぶのは半日だけ」「課題を終わらせたら遊びに行く」など、オンとオフの切り替えを上手くやりましょう。
まとめ:大学受験に失敗する人の特徴
では最後にもう一度、「大学受験に失敗する人の特徴」を確認しておきましょう。
②ノートをキレイにとろうとする人
③努力量が足りない人
④志望校が決まっていない人
⑤集中できる環境が作れない人
⑥勉強法が定まっていない人
⑦戦略が立てられない人
⑧スキマ時間を意識しない人
⑨いろいろな参考書に手を出す人
⑩模試の判定を気にしすぎる人
⑪次があるからと失敗を許容する人
⑫ライバルがいない人
⑬復習が疎かな人
⑭勉強時間ばかりを気にしている人
⑮生活習慣が整っていない人
どれかに当てはまっている人は、今日から改善し「受験に成功する人」に一歩ずつ近づいていきましょう。
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