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【危険】あなたの成長を邪魔するモノ3選【今すぐ捨てよう】

【危険】あなたの成長を邪魔するモノ3選【今すぐ捨てよう】

こんにちは、受験革命ラボのsouです。

今回は、シカゴ大学の研究結果などをもとに「あなたの成長を邪魔するモノ3選」を解説していきます。

本記事の内容を意識すれば爆速で成長することができます。
しかし、何も行動しなければ成長は止まったままでしょう。

意識するだけで成長できるので、ぜひ最後まで読んでください。

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あなたの成長を邪魔するモノ3選

結論、あなたの成長を邪魔するモノは次の3つです。

①硬直マインドセット
②バイアス
③ドリームキラー

それぞれについて解説していきますね。

①硬直マインドセット

これは成績が伸びる人と伸びない人のマインドセットの違いで解説した、「固定型マインドセット」のことです。

成績が伸びる人と伸びない人のマインドセットの違い 成績が伸びる人と伸びない人のマインドセットの違い

失敗した時にすぐに諦めてしまう人や能力の差は生まれた時に決まっていて、後から変えられないものと思っている人は、硬直マインドセットを持っていることになります。

実際に、キャロル・ドゥエックさんが行った実験によると、硬直マインドセットの子どもは難しい問題を避けて通る傾向にあったそうです。
成長するためには少しずつ難しい問題にチャレンジすることが必須なので、これだと成長できないことは明白ですよね。

では、この「硬直マインドセット」を「しなやかマインドセット」に変えていくにはどうすれば良いのでしょうか?

方法はいくつかあるのですが、中でも一番簡単な方法を紹介します。
それが、『常に脳のギアを成長モードに入れておくこと』です。

「今日は何を学びたい?」
「今日は何を教えたい?」
「周りの人にどんな影響を与えたい?」

このような疑問を自分に問いかけるだけで、脳は成長モードに入るそうです。

どんな人でも、「硬直マインドセット」と「しなやかマインドセット」の両方を持っているので、常に「これが硬直か?成長か?」と聞くようにしましょう。

②バイアス

このバイアスについては中高生がかかりやすいバイアス4選で詳しく解説しているので、本記事では100人いたら99人がかかっているバイアスを紹介します。

【重要】中高生がかかりやすいバイアス4選 【重要】中高生がかかりやすいバイアス4選

そのバイアスが何かというと、『現状維持バイアス』です。

現状維持バイアスが何かを説明するために、シカゴ大学の実験内容を紹介します。
この実験では「人生の重要な問題はどうやって決めれればいいの?」という疑問を調べています。

具体例を出すと、「仕事を辞めるべきか」「この人と結婚すべきか」「家を買うべきか」といった重要な決断をどのようにして決めるべきかという問題を調べています。

研究者は架空のコイン投げサイトを作って、今の自分が「やるべきかどうかで悩んでいること」をメッセージボックスに記入し、画面上の架空のコインを投げる。
そして、表が出たら実行し、裏が出たらその取り組みは辞めるように促すメッセージが表示されるような仕組みにしています。

そして、1年をかけて約4,000人の悩みを収集し、その後で各ユーザーに追加の調査を行い、実際に「彼らの人生がどう変わったか」をチェックしています。

まずは全体的なユーザの傾向を見てみましょう。

・最も多い悩みは「今の仕事を辞めるべきかどうか?」で、2番目は「離婚するべきかどうか?」だった
・サイトを使ったユーザーの63%が、実際にコイン投げの結果に従った

半分以上がコイン投げの結果に従ったのは意外ですが、もっと意外なのはその後の結果です。
サイトを利用した後、参加者へメールでインタビューを行ったところ、次のようなことが分かったのです。

・コイン投げの結果に関わらず、今の悩みを実行に移した人ほど半年後の幸福度は高かった
・悩みのレベルが高ければ高いほど(仕事や結婚に関する問題など)、実行に移したほうが幸福度は高くなりやすかった

つまり、「私は仕事を辞めるべきか?」と悩んだ時点で、辞めたほうが幸せになれる確率は高いということです。

ですが、多くの人は今の現状を変えようとしませんよね。
この現象が起こる理由が「現状維持バイアスにかかっているから」です。

このバイアスにかかると現状を変えないという判断をしてしまうので、良くも悪くも成長が止まってしまうわけです。

このバイアスに関しても、常に「現状維持バイアスのせいで今の幸せが下がっていないか?」と問いかけるようにしましょう。

③ドリームキラー

ドリームキラーは、直訳すると「夢を殺す人」のこと。
具体的にいうと、否定的な言葉によって相手の夢や目標を壊そうとする人たちですね。

このドリームキラーは勉強に集中するために関わってはいけない人3選でも書いた、「愚痴ばかり言う人」や「マウントをとる人」などが当てはまります。

これらは意識的なドリームキラーなので気付きやすいですが、あなたの友人や親などは、あなたのことを心配するが故に、無意識のうちに夢を壊そうとしてくるので注意が必要です。

ドリームキラーの具体例

よくある例として、「起業したい!」と言った時の反応が挙げられます。

家族や友人などのあなたの周りにいる人は十中八九、「成功する人なんて一握りなんだから辞めときなさい」とか「普通に就職するのが一番だ」などと言って、起業に反対してきます。

もちろん、そのアドバイスは事実かもしれません。
ですが、こういったアドバイスをする人はやったことがない人です。

冷静に考えてみると、起業したことがない人に「起業は危ない」と言われても説得力がないことが分かるはずですが、仲が良いからこそ信じてしまうんですね。

「周りのアドバイスを全部無視しろ!」とまでは言いませんが、その人が実際に経験しているかどうかを、一度冷静になって判断して下さい。

ドリームキラーの注意点

また、ドリームキラーにはもう1つ注意点があります。
それが、『自分自身がドリームキラーにもなり得る』という点です。

「自分なら達成できる!」「困難な課題にも乗り越えることができる!」といった、どんな困難な課題にも自信を持てる人は自己効力感が高いと言われます。
しかし、自己効力感が低い人はいつもネガティブ思考になってしまい、自分自身の成長を止めてしまいます。

少しずつで良いので、前に進んでいる感覚を得るようにしましょう。

最後に、本記事はキャロル・ドゥエックさんが書かれたマインドセット:「やればできる!」の研究を参考に執筆しました。

良書だったので、ぜひ読んでみてください!

souさん

今回話した3つのモノを全て捨てて、爆速で成長していきましょう。

では、また。

参考文献
https://amzn.to/2GM4QQF
https://www.nber.org/papers/w22487

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