科学的な勉強法をアニメーションで解説≫

【書評】「頭がよくなる眠り方」の要約と感想【これで記憶力が2倍】

【書評】「頭がよくなる眠り方」の要約と感想【これで記憶力が2倍】

こんにちは、souです。

今回は、菅原洋平さんが書かれた、「頭がよくなる眠り方」について解説していきます。

そういえば、前回紹介した本も菅原洋平さんが書かれた本でしたね。
こちらの動画もためになる本だったので、まだ見ていない方はぜひチェックしてみてください。

【書評】「図解 脳のスゴイ力を最大限に引き出す方法」の要約と感想【どれも簡単です】

私は睡眠に関する本も何十冊本と読んでいるのですが、初めて知る情報が盛りだくさんでした。
本記事を読み終わる頃には、頭が良くなる眠り方を実践できるようになるので、ぜひ最後までご覧ください。

↓YouTubeでも解説しています!チャンネル登録もお願いします


睡眠不足による弊害

睡眠不足による弊害

あなたは、睡眠不足によってどんなことが起こるか、知っていますか?

・集中力が低下する
・イライラしやすくなる
・風邪を引きやすくなる

これ、すべて正解です。
では、この本に書かれていた睡眠不足による弊害の中から、3つほど厳選して紹介します。

弊害その1「ストレスを感じやすくなる」

例えば、あまり眠れなかった次の日の仕事や授業中、隣の席の人がボールペンをカチカチ鳴らしていたり、貧乏ゆすりをしていたりするのが気になって、全く集中できないという経験をしたことはありませんか?

まる君

めっちゃあります。

これは、睡眠不足によって、脳の扁桃体という部位が、過剰に活動しているサインです。
扁桃体が過剰に働くと、自分に害になることは、できるだけ早く発見しようとします。

つまり、睡眠不足だと、ストレスがあまりない環境でも過剰にストレスを見つけてしまうのです。

たまに、「ストレスで眠れない」ということを耳にしますが、実はこれ、大きな間違いです。
「水分不足のせいでストレスを感じやすくなっている」。これが正しい解釈です。

弊害その2「ケアレスミスが増える」

私たちの脳は、耳のあたりを境に、前側の前頭葉と後ろ側の頭頂葉に分かれています。

頭頂葉には、見たり聴いたり触ったり、実際に確認した情報が送られます。
その情報を記憶と照合しながら前頭葉に送り、前頭葉で何かしらの判断をしてから全身へと行動が命令されます。

私たちの脳は、常にこの流れで動いていますよ!

souさん

実際に、睡眠不足の人の脳をfMRIで解析したところ、「頭頂葉の一部が働いていないこと」が分かっています。
つまり、頭頂葉で情報を確認せず、経験則で判断しているというわけです。

これがケアレスミスにつながることは、簡単に想像できますよね!

souさん

弊害その3「文字が頭に入らなくなる」

仕事中や勉強中にぼんやり眠くなってウトウトして、意識が遠のいた経験は一度はしたことがありますよね?
ただ、「眠るわけにはいくまい」と、脳に鞭を打って、そのまま仕事や勉強をしてしまう方が多いと思います。

ですが、これは絶対にNGです。

というのも、脳にとって眠気とは、「もうこれ以上活動できません。お願いですから一旦電源をOFFにしてくださいませ」というサインだからです。

眠気がきた時は、すでに脳が情報をシャットアウトしています。
なので、ここで一生懸命仕事や勉強をしても、時間の無駄になることが多いです。

勉強効率が爆上がりする休憩の過ごし方【時間も解説します】』でも解説しましたが、眠い時はシンプルに寝るのが一番です。

ちなみに、この本には書かれていませんでしたが、睡眠不足にはまだまだデメリットがあります。
詳しい内容について知りたい方は、過去の動画をご覧ください。

関連動画
【発見】脳が「最も捗る」睡眠時間

睡眠不足かを判断する超簡単な方法

睡眠不足かを判断する超簡単な方法

自分が睡眠不足かどうかって、判断しづらいですよね。
ですが、大丈夫です。超簡単に睡眠不足かどうかを判断する方法を、3つほどご紹介します。

方法1:布団に入って何分で寝ているか?

あなたは普段、布団に入ってから何分くらいで寝ますか?
「測ったことねーよ」って方は、ぜひ一度測ってみてください。

「一瞬で寝れる」という人もいれば、「30分くらい寝れない」という人もいると思います。
「30分くらい寝れない」という人は、睡眠不足というよりも、もっと大きな問題を抱えています。これについては、第3パートで詳しく解説します。

重要なのは、ここからです。
「一瞬で寝れる」「5秒で寝れる」。寝つきが良い人は、嬉しそうにこう言いますよね。

ただ、実はこれ、睡眠不足の証拠だそうです。
というのも、私たち人間の脳は、目を閉じてから眠るまでに、少し時間がかかる構造になっているからです。

具体的には、10分程度。もやもやしたりまどろむような感覚になったりする時間を経て、徐々に意識を失っていいきます。
・8分未満で寝てしまう
・昼に眠気がある
・平日より休日のほうが長く寝る傾向がある

上記の3つに当てはまる人は、「行動誘発性睡眠不足症候群」という、睡眠不足の状態である可能性が高いそうです。

私も割とスヤーって寝るほうなので、改めて睡眠を見直さないとです…

souさん

方法2:目を瞑って片足で30秒立てるか?

あなたは、目を閉じて片足立ちができますか?
可能なら、読むのを止めて実践してみてください。

すぐにグラグラしてしまうなら、睡眠不足の可能性があります。

これを数日間、同じ時間に試してみます。
すると、日によってグラグラ加減が違うはずです。

この加減を見ることで「今晩は5分でも早く寝てみるか」とか「今日はうっかりミスに気をつけよう」といった対策を立てることができますよね。

方法3:起きてから4時間後の眠気を意識する

起きてから4時間は、「脳のゴールデンタイム」。
これは、おそらく聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

まさにその通りで、起きてから4時間後は、脳波の活動が活発で、1日のうちで最も創造性に優れ、頭が良いはずの時間です。

それなのに、この時間に眠いということは、睡眠の質が悪いか、量が足りていないかのどちらかと言えます。

頭がよくなる眠り方

頭がよくなる眠り方

勉強しなくても頭が良くなる方法があったら、知りたいですよね?
「そんな方法あるわけないやろ〜!」とツッコまれそうですが、実はあります。

そうです、睡眠を意識することです!

souさん

これさえやればOKという、2つの行動をご紹介します。

①「ベッド=睡眠」と脳に覚えされる

ベッドの上でスマホをいじったり、テレビを見たりする。
または、寝ながら読書をする。

こういったこと、ついやっちゃいますよね。
ただ、こうした行動が、睡眠の質を低下されるんです。

というのも、脳は「場所」と「行為」をセットで記憶する仕組みを持っているからです。つまり、ベッドでスマホをいじると、脳は「このベッドはスマホをいじる場所だ」と記憶してしまうわけです。

対処法は、とても簡単です。
ベッドで、寝ること以外のことをしない。たったこれだけです。

②「4-6-11の法則」を意識する

4-6-11の法則と聞いて、「あっ、あれのことか!」って分かった方、かなり優秀です。
結論からお伝えすると、「起床4時間以内に光を見て、6時間後に目を閉じて、11時間後に体を動かす」という法則のことです。

「いや、そんな全部意識できんって」って思った方、安心してください。
これらすべてを、実践する必要はありません。まずは、どれか1つで大丈夫です。

この本によると、どれか1つでも2週間続けると、ちょっとした変化が現れるそうです。

それでも、「2週間毎日なんてやっとれんわ!」って声も聞こえてきそうですね。
そんな方も、安心してください。毎日やらなくても大丈夫です。

最初の2週間は、7日のうち4日以上実践すれば、良いリズムが作られていきます。

実はこの4という数字がとても大切で、実は、細かく始めると習慣化できなくなります。
詳しい解説に関しては、こちらの動画をご覧ください。

関連動画
【生産性UP】習慣化できる人とできない人の3つの違い

週4日理想的なリズムを作ってしまえば、多少夜更かしや朝寝坊をする日があっても、大きくリズムが乱れることはないとのことです。

まとめ:睡眠を見直して、記憶力を上げよう

睡眠を見直して、記憶力を上げよう

睡眠を意識するだけで、記憶力が上がります。
というのも、記憶は睡眠中に定着するからです。

つまり、睡眠を意識するだけで、記憶力は2倍にも3倍にもなるということです。
この機会に、自分の睡眠習慣を見直しましょう。

目から鱗の情報と、誰でも実践できる方法が紹介されていたので気になる方はぜひポチってみてください。

では、また。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください