こんにちは、souです。
今回は、「1440分の使い方 成功者たちの時間管理15の秘訣」について解説していきます。
以前インスタで「オールAを撮り続ける人の時間管理術」という投稿をしました。
こちらの投稿がとても人気で、参考にした本書がタメになることばかりだったので、要約しようと思います。
ぜひ成功者たちの時間管理術を学んで、生産性を上げていってください。
目次
適切な優先順位の重要性
適切な優先順位を決めるためには、下記の2つを意識すると良いです。
②朝のゴールデンタイムを活用する
それぞれのポイントについて、解説していきます。
①最も重要なタスクを見極める
ミズーリ大学のテレーズ・メイカン教授は、「時間管理や生産性を大きく左右するのは、優先順位と仕組みの2つである」と述べられています。
これは、まさにその通りですよね。
もっと簡単にいうと、「何に専念すべきか、そしてどうやってそれをやり遂げるかが明確になっているか」が重要だということです。
これを本書では、『MIT(Most Important Task)』と呼んでいました。
souさん
また、MITを明確にすることは、生産性が上がるだけでなく「幸福感や気分の向上にもつながる」とのことです。
−ランディー・ゲイジ(ニューヨークタイムズ紙ベストセラー『Risky Is the New Safe』などの著者)
②朝のゴールデンタイムを活用する
デューク大学のダン・アリエリー教授は、こう言います。
「MITを決めたら、それをスケジュール化して、1日のできるだけ早い時間に入れる必要がある」
【必見】最も効果が出る勉強の時間帯を科学的根拠と脳科学をもとに解説で書いたように、起床後の3〜4時間は脳が最も冴えている「ゴールデンタイム」です。
この時間に何かをするか、が重要なわけですね。
souさん
−アンドリュー・マコーリー(オートパイロット・ユア・ビジネス共同創業者)
ToDoリストの問題点
果たして、ビル・ゲイツやウォーレン・バフェットが、ToDoリストを長々と書いて、持ち歩いていたでしょうか?
おそらく、していないですよね。
ToDoリストの2つの問題点
みんな大好きToDoリストですが、実は大きな問題点があります。
1つ目が、「数分しかかからない項目と、1時間以上かかる項目が混在している点」です。
簡単なタスクと難しいタスクがあった場合、たいてい簡単なほうを選びますよね。
こうやっていくうちに、重要なタスクがどんどん先延ばしになってしまうわけです。
そして、ToDo管理サービスサイトのアイ・ダン・ディスによると、「ToDoリストの41%は、永遠に終わらない」とのことです。
これは、過去の動画でも解説しましたね。
関連動画
≫絶対やるな!100%達成できない計画の立て方ワースト3
まる君
2つ目が、「ToDoリストが不必要なストレスを生む点」です。
たしかに、未完了のタスクを確認するためにToDoリストを持ち歩くことは、効果的な方法です。
しかし、それと同時に、対処すべきタスクがたくさん残っていることを絶えず意識させる原因にもなります。
未完了のタスクは、頭の中でグルグルと残り続けるので、基本的にはしっかり終わらせたほうが良いです。
この問題を解決するToDoリストの作り方が、「アイビーリーメソッド」です。
関連動画
≫100年受け継がれている効率的なToDoリストの書き方【2分でできます】
souさん
ToDoリストをスケジュールに組み込む
大成功をおさめた人たちは、ToDoリストは作らないものの、スケジュールは厳格に管理しています。
予定を立てないと、行き当たりばったりになりますからね。
これを防ぐ方法が、「ToDoリストをスケジュールに組み込む」というものです。
詳しくは、過去の記事をご覧ください。
ToDoリストをスケジュールに組み込むときは、下記の4つを意識すると生産性の高いスケジュールを作ることができます。
②重要な項目には、1日のうちできるだけ早い時間帯を割り当てる
③目標は取り下げない
④「タイムブロッキング」した予定は、診察の予約だと思って対処する
タイムロッキングとは、「やるべきことをスケジュールに組み込むこと」を言います。
この4つを意識することで、ToDoリストのデメリットを帳消しにしつつ、メリットを最大限に引き出すことができるわけですね。
−ケイトリン・ヘイル(カレッジ時代にオールAを獲得。現在は、ニュージャージー大学に在学中)
大成功へと導く小さな一言
私たちのような凡人が成功者に近づくためには、どんな言葉を意識すれば良いでしょうか?
答えは、「No」と言うことです。
「No」と言えない理由
そもそも、私たちはなぜNoと言えないのでしょうか。
・誰かの気分を害してしまうかもしれない
・人から好かれたい
・無礼な人間にはなりたくない
・優先順位が明確になっていない
・人の役に立てるのが嬉しい
・将来のために恩を売っておきたい
おおよそ、このような理由が挙げられますよね。
ただ、逆に立場になって考えてみると、意外と起こらないことばかりだということが分かるはずです。
souさん
「No」と言うための5つの方法
手っ取り早いのは、勇気を出して「No」と言うことです。
とはいえ、それができない人が多いのも知っています。
Noと言うのが心苦しい方は、下記の方法を試してみてください。
②「残念ですが、現時点でスケジュールがいっぱいでして、対価を支払っていただける顧客との面会や打ち合わせしか入れれません。どうぞ、ご理解ください」
③「お近づきになれて嬉しいです。ただ、〇月〇日の午後2時15分まではスケジュールが詰まっております(日付は5ヶ月先のものを入れる)」
④「電話用の時間帯で空いているのは、一番早くて来週の木曜日の午前2時〜2時15分です。それで構いませんか?」
⑤「ただ、私よりも敵役が他にいると思う。あなたのことを〇〇さんにお願いしよう。」
これらを、自分なりにアレンジしてみるのが良いですね。
まとめ:時間管理が上手くなれば人生は変わる
過去に、生産性に関する記事をいくつか書いてきた私ですが、一番意識しているのが「時間の使い方」です。
どんな良いアイテムを使おうが、どんな良い環境にいようが、時間の使い方が下手だと生産性は上がらないですよね。
本書では、288人の成功者たちに学ぶ時間管理術が、分かりやすく解説してありました。
自分の生活と照らし合わせて読むことで、生産性が上がり、人生が変わっていくはずです。
現時点で3回読むほどの良書だったので、ぜひ読んで見てください。
では、また。
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