悩める高校生
こういった疑問に答えます。
本記事の内容
・オススメの勉強スケジュール
・勉強をする際の3つの注意点
本記事を書いている私は、受験生時代に1ヶ月で偏差値20近く上げた過去があります。
そして現在も、日々イタリア語の勉強に励んでいます。
インスタで過去3,000件以上の相談に乗ってきましたが、この手の質問はかなりの頻度でされました。
ということで、本記事で勉強の時間帯による効果を、詳しく解説していきます。
目次
最も効果が出る勉強の時間帯
分かりやすくするために、下記の3つの時間帯に分けて解説していきます。
・昼〜夕方
・夕方〜夜
では、それぞれ見ていきましょう。
朝〜昼
朝〜昼は、脳が最も冴えている「脳のゴールデンタイム」です。
脳科学者である茂木健一郎氏は、次のように仰っています。
茂木さん
それが睡眠をとることで、記憶が整理され長期記憶へと変わります。すると朝の脳は前日の記憶がリセットされるため、新しい記憶を収納したり、創造性を発揮することに適した状態になります。この脳の仕組みが、朝の時間がゴールデンタイムだと言われる理由です」
出典:https://shuchi.php.co.jp/the21/detail/3360
つまり、起きてから3〜4時間(おおよそ午前中)は、脳が最もクリアな状態なので、ここではより難しいタスクに集中できるわけです。
勉強でいうと、下記の科目がオススメですね。
・理科
上記のような、より頭を使う問題がオススメです。
また、計算問題なども、朝やりたいですね。
昼〜夕方
昼〜夕方は、一旦眠気が襲ってくる時間帯で、集中力が下がってしまいます。
眠気を我慢しながら寝る方もいますが、これはNGです。
眠い時は、シンプルに寝ましょう。
なんなら、眠くなくても目を閉じて休みましょう。
・脳と体のパフォーマンスが上がる
・早死のリスクを下げる
・ストレス解消につながる
過去の研究によると、昼寝には上記のようなメリットが確認されています。
souさん
眠気がある時の対策については、頭が良くなる「勉強中の眠気」を覚ます3つの方法を参考にしてください。
頭が良くなる「勉強中の眠気」を覚ます3つの方法そんな昼〜夕方にかけてのオススメの科目が、下記の通りです。(昼寝などを活用して、脳がある程度回復した状態を想定しています。)
・英語長文
・過去問、問題集
昼ごはんを食べた後は眠気が回りますが、夕方に近づくにつれて、空腹になっていきます。
実は、空腹の状態のほうが集中力が高まるので、ここでは思考力が必要な国語や英語をするのがオススメです。
夕方〜夜
夕方〜夜にかけては、とにかく脳に負担をかけないことが大切です。
この時間帯で脳が活性化してしまうと、睡眠の質が下がってしまいます。
過去の記事でも書いたように、睡眠不足は成績の悪さに直結するほど重要な要素です。
【意外】実は睡眠の質が下がる行動Top3【解決策も提示します】基本的には、7〜8時間ほど寝るようにしましょう。
【疑問】最も勉強が捗る睡眠時間は?→結論、7〜8時間ですこのタイミングでは、下記の科目を勉強するのがオススメです。
・英単語
要するに、暗記系ですね。
また、寝る前に暗記して、朝起きて復習すると、暗記効率が2倍になる実験もあります。
souさん
早めに勉強を切り上げて、寝る前は明日の予定を立てたり、単語を覚えたりしましょう。
✅時間帯別オススメの勉強
朝→昨日の復習と理系科目
昼〜夕方→国語や英語、社会などの科目
夜→暗記これが私の知る限りでは最強の勉強法です。
いろんな方が実際にやっているので、ぜひ意識してみてください😌— souさん (@jukenkakumeika) February 14, 2021
上記のツイートの通りですね。
現時点では、これ以外に効果のある時間帯での勉強はないので、ぜひ実践してみてください。
オススメの勉強スケジュール
平日は学校があるので、ここでは休日を想定したスケジュールを提示します。
08:00〜08:30 朝ごはん
08:30〜10:30 理科
10:30〜12:00 国語の長文読解
12:00〜12:30 昼寝
12:30〜13:00 昼ごはん
13:00〜15:00 英語の長文読解
15:00〜19:00 過去問
19:00〜20:00 晩ごはん、風呂
20:00〜21:30 苦手な科目
21:30〜22:00 明日の準備
22:00〜22:30 暗記
22:30〜06:00 睡眠
上記は、私の受験生時代のスケジュールに近いものです。
休憩の時間は省いているので、適宜、上記の時間内で休憩の時間を確保してください。
また、あくまでも想定なので、ご自身のスケジュールに合わせてくださいね。
勉強をする際の3つの注意点
最後に、勉強をする際の注意点を3つ挙げておきます。
途中で出た内容もあるので、復習がてら読んでください。
②昼寝を取り入れる
③スマホと距離を置く
それぞれについて、簡単に解説していきます。
①朝早く起きすぎない
「朝早く起きるべきだ!」という風潮がありますよね。
確かに、この風潮は間違っていません。
ただし、100人いたら100人が朝型に適しているわけではありません。
なので、どうしても朝型が辛い方は、無理せず自分のタイミングで勉強しましょう。
②昼寝を取り入れる
繰り返しですが、昼寝には科学的にも認められたメリットが、たくさんあります。
このメリットを享受せずに、ダラダラ勉強するのはもったいないです。
少しでも眠いと感じたら、早めに休憩しましょう。
・6時起き→13〜14時
・7時起き→14〜15時
おおよそですが、上記の時間帯で昼寝をするのが良いそうです。
時間に関しては、15〜20分、長くても30分までにしましょう。
それ以上寝ると、頭がぼーっとしますし、夜の睡眠に悪影響が出てしまいます。
③スマホと距離を置く
最後は、やはりスマホです。
どんな時間帯にどんな勉強をしようが、手元にスマホがあれば集中力はなくなっていきます。そこに、電源のON・OFFは、関係ありません。
スマホ依存に関しては、【必見】スマホ依存を解消する3つの方法【勉強に集中しよう】を参考にしてください。
【必見】スマホ依存を解消する3つの方法【勉強に集中しよう】勉強の時間帯と並行して、この3つを意識しながら、効率よく勉強していきましょう。
では、また。
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