こんにちは、souです。
今回は、チャルマース工科大学の研究結果などをもとに「集中力が爆上がりする勉強部屋の作り方」について解説していきます。
意外と知られていないんですけど、私勉強が大好きなんですよ。
コンビニに負けまいと年中無休で勉強しているんですけど、特に大事だなと思ったのが、勉強する時の環境です。
souさん
「私は家で一切勉強しなくても大丈夫!」って方にはオススメしませんが、「家でなかなか集中できない」とか「学校とか塾のほうが集中できる」って方は、ぜひ最後までご覧ください。
圧倒的な集中力が手に入って、グングンと成績が上がっていくはずです。
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目次
集中力が爆上がりする勉強部屋の作り方
結論、勉強部屋を作るときに意識したいことは、以下の3つです。
②光
③温度
それぞれのポイントについて、解説していきます。
①レイアウト
まず初めに質問ですが、あなたの勉強机は、どこに置いてありますか?
具体的には、以下のような配置がありますよね。
実はこれ、全部集中力を下げてしまうんです。
souさん
1.机を窓際に置く
「窓がない部屋」で過ごすのは、想像するだけでも嫌な気分になりますよね。
souさん
チャルマース工科大学の研究によると、大きな窓がある部屋で働くことで、次のようなメリットがあることが分かっています。
・ストレス、精神的疲労、認知リスクが軽減しやすい
・創造的なタスクのパフォーマンスが向上する
・健康レベルが上がる(特に、窓の外に緑が多い場合)
・睡眠時間が延びる
具体的には、次のようなことを意識するのが良いですね。
・窓が小さい時は代替物を置く
・窓からの眺めが良くない時は植物でデコる
それぞれのポイントについて、軽く触れておきます。
→視線がすぐ窓の外に向かわないと意義が薄れるので、できるだけすぐ視線を外に向けられるようにしておく
・窓が小さい時は代替物を置く
→物件の窓が小さい場合は、植物や自然素材、カラーリングなどで自然の光景を模倣する
・窓からの眺めが良くない時は植物でデコる
→外がビルだらけだとあまり意味がないので、植物を置いたり、薄手のカーテンを取り付けたりする
souさん
2.座った時にベッドが見えない位置に置く
机の目の前にベッドを置いていないですか?
これだと、集中力は激減してしまいます。
というのも、脳は2つのことには同時に集中できません。
いわゆる、「マルチタスク」ですね。
「睡眠のほうが欲求が強いので、勉強に集中できなくなる…」というわけですね。
こんなことを言っていますが、私も机の横にベッドが置いてありました。
「これはいかん」と思って、スタンディングデスクを買って、今は窓際に設置しています。
souさん
ちなみに、スタンディングデスクは集中力や生産性を上げる効果があって、実際に行われた研究でも、子どもの成績がグンと上がっています。
慣れるまではちょっとだけ辛いですが、慣れたらこっちのもんです。
私が実際に使っているスタンディングデスクは、下のリンクから確認できます。
souさん
②光
あなたは普段、どのくらいの明るさで勉強していますか?
勉強机だけ光をつけて勉強したり、一日中部屋の電気を明るくして勉強したりと、いろんなパターンがありますよね。
光で気をつけるべきポイントは、たった1つ。
『太陽の変化による明るさと色温度を同じにすべき』ということです。
簡単にいうと、下記です。
・朝や昼下がりにはゆっくりと冷たく明るい光に変化させる
・夕方になるとまた琥珀色に戻す
照明研究センターによると、「人間は数百万年にわたって太陽の光の色や強度の変化を感知しながら生きてきた」とのことで、光の強さと色温度に関連してホルモンの分泌が変わって、気分とエネルギーが左右されるように設計されています。
分かりやすくいうと、日の出前と日の入り後は琥珀色で、この間は白っぽい明るい色で勉強すると、集中力が上がるわけですね。
ちなみに、琥珀色はこんな色で、橙色に近いです。
あんまり難しいことは考えずに、昼間は明るい電気の中で勉強して、午後7時以降は若干照明を暗くして勉強すればOKです。
「私は生産性を突き詰めたいぜ!」っていう、照明を愛してやまない方は、アプリで色を変化させられる電球を使うのもありですね。
③温度
勉強するときの室温は、かなり難しいですよね。
寒いとブルブルと震えるし、暑いとサウナの中にいるみたいになります。
ただ、この温度に関しては、決定的な答えが出ていません。
というのも、ある研究では「25℃の環境でタイピングをしたグループは、最も生産性が高かった」と報告している。
一方で、別の研究では「室温が20度から25度まで上昇するにつれて、被験者の能力が着実に低下した!」という結果になっているからです。
個人的には「1℃でそんなに違うもんかね?」と疑問を抱きますが、ちょっと考えてみると当たり前の結果です。
・性別や年齢によって代謝が違う
・暑いところからクーラーが効いた部屋に入った場合も体感が違う
このように、環境が違いすぎるため、一概に何度がベストとは言えないんですね。
「作業パフォーマンスが爆上がりする室温」については、時間、温度、服装、時期、作業パフォーマンスなどを記録して、自分なりのスイートスポットを見つけるのがベストです。
冬は長袖シャツを着て窓を少しだけ開ける。がベストです。
もちろん、外の気温や天候によっても変わりますが、しっかりと記録していけば、ベストに近い室温が見つかるはずです。
souさん
また、『睡眠の質を上げる意外な方法3選』でも解説しましたが、換気も大事です。
【簡単】睡眠の質を上げる意外な方法3選室温を調整するためにエアコンを使うことが多いかもしれませんが、定期的に窓を開けて換気するようにしましょう。
souさん
下記の3つは、科学的に注意力や記憶力を上げる効果が得られています。
・ローズマリー
・ラズベリー
お気に入りの香りを使って、生産性を上げましょう!
まとめ:勉強部屋を意識して集中力を上げよう!
最後に、サラッとまとめです。
→窓際に置いてベッドを視界から消す
②光
→太陽の光に合わせて明るさを調整する
③温度
→気温や服装などからベストな温度を見つける
冒頭でも言ったように、勉強部屋を意識すれば圧倒的に集中力が上がります。
これは実体験でも感じることで、これなくして成績の向上は望めないと言えるくらいです。
レイアウト、光、温度の3つを意識して、圧倒的な集中力を手にしましょう。
では、また。
https://www.researchgate.net/profile/Roger-Ulrich-2
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S036013230200118X#!
https://www.sjweh.fi/show_abstract.php?abstract_id=1823
http://ergo.human.cornell.edu/Conferences/EECE_IEQ%20and%20Productivity_ABBR.pdf
http://67-20-110-78.unifiedlayer.com/wp-content/uploads/2014/04/Effects-of-Olfactory-Stimulation-on-Performance-and-Stress.pdf
https://www.tandfonline.com/doi/abs/10.1080/00207450390161903
https://bit.ly/3tcfhAm
https://science.sciencemag.org/content/323/5918/1226.abstract
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