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【書評】「スマホ脳」の感想と要約【スマホに犯された人生から脱却しよう】

【書評】「スマホ脳」の感想と要約【スマホに犯された人生から脱却しよう】

こんにちは、souです。
今回は、アンデシュ・ハンセンさんが書かれた「スマホ脳」について解説していきます。

まず質問ですが、みなさん1日にどのくらいスマホ使っていますか?
ちょっと読むのを止めて、確認してみてください。

どうでしたかね?
多い方だと5時間以上、少ない方でも3時間くらいは使っていたんじゃないでしょうか?

ちょっとここで、冷静になって考えてみましょう!

souさん

6時間寝るとしたら、起きている時間は18時間です。
仕事や学校の時間が通勤を含めて10時間だとすると、残りは8時間になります。
そのうちの半分をお風呂や食事などの時間だと仮定すると、残りは4時間ですよね。

この時間を全部スマホに使っているって、冷静に考えてヤバいですよね。
「人生をスマホに犯されている」という表現も、あながち間違いではないと思います。

もしあなたが、「もっと自分の人生を歩みたい」とか「やりたいことに時間を割きたい」と思っているなら、本記事は必ず役に立つので、ぜひ最後までご覧ください。

スマホは私たちの最新のドラッグである

スマホは私たちの最新のドラッグである

朝起きてまずやることは、スマホに手を伸ばすこと。
そして、1日の最後にやるのは、スマホをベッド脇のテーブルにおくこと。

こんな生活をなっている方、いますよね?

私たちは、1日に2,600回以上スマホを触って、平均すると10分に一度スマホを手にしているそうです。
この事実、かなりビックリしますよね。

そしてもっとビックリするのが、3人に1人(18〜24歳では半数)が、夜中に少なくとも1回はスマホをチェックしているという事実です。

これはもう、人生をスマホに犯されてますよね…

では、なんで私たちは、スマホがないと、生きる希望をなくしたときのような顔をするようになったのでしょうか。

その答えが、「ドーパミン」です。

ドーパミンによる弊害

お腹が空いているときに食べ物が目の前に出てきたら、見ているだけで「早く食べたい」って思いますよね。
これが、まさにドーパミンが出ている状態です。

もっと分かりやすい例で言うと、ギャンブルですね。
長い目で見ると、損することは誰もが知っています。それでも抜け出せないのは、「もしかしたら次は当たるかもしれない」という、ワクワク感によるものです。

実際に、ネズミを対象にした実験では、レバーを押すと確実に餌が出る時よりも、時々しか餌が出ないレバーを押すときのほうが、レバーを押す回数が多かったんです。

具体的な数値で言うと、餌が出てくる確率が「3〜7割」のときが、一番レバーを押していたんですね。

好きな子からLINEが来たときって、あえて中身を見ずに、「なんて書いてあるかな?」「どのくらい経ってから返そうかな?」って考えますよね。

これがまさに、ドーパミンが溶岩のごとく流れ出ている状態です。
特に、SNSを見ているときは、これと全く同じ状態になるんです。

「いいねどんくらいついているかな?」「あの人ストーリー更新しているかな?」と考えている時間に、ドーパミンはバンバン溢れています。
こうなったら、ブラックホールに引きずり込まれたも同然です。抜け出すのはしんどいでしょう。

ドーパミンの解決策

解決策は、簡単。
スマホをそばに置かなければ良いんです。

Appleを創業して、いくつものスーパー脳ハック製品を生み出してきたスティーブ・ジョブズ氏は、なんと自分の子どもにはiPadを持たせず、スマホもスクリーンタイムを厳しく制限しているんです。
これは、かなりビックリですよね。

とはいえ、スマホを遠ざけること自体が難しい。
そんな悩みを持っている方もいると思います。

次は、そんなスマホを遠ざけるのが難しい理由やスマホの魔力について解説していきます。

集中力こそ現代社会の貴重品

集中力こそ現代社会の貴重品

テレビを見ながらラジオを聞いて、新聞を読みながらご飯を食べる。
こうやって、いろんなことを器用にこなす人がいますよね。

ただ、これができる人は人口の1%程度で、私のような凡人にはできません。
私が知っている限りでは、これができるのは宇宙兄弟のムッタくらいですね。

こういったいろんな物事を同時にすることをマルチタスクと言いますが、「俺マルチタスク得意だぜ」って方が、意外と多くいます。

しかし、スタンフォード大学が行った実験によると、「マルチタスクが得意です」と言った人のほうが、「シングルタスクを好みます」と言った人よりも、集中力が圧倒的に低いことが分かったんです。

そして何よりビックリなのが、マルチタスク能力を測ってみても、得意分野であるはずのマルチタスクですら、マルチタスク派は、成績が悪かったということです。

ここまで聞くと、「よし分かった、じゃあパソコンの電源を切って、スマホはサイレントモードにすればいいんだ」と思いますよね。
ただ、残念ながらこれはNGです。

テキサス大学が行った実験によると、スマホを部屋の外に出した被験者のほうが、サイレントモードにしてポケットにしまった被験者よりも、良い結果が出たんです。

つまり、スマホを手元に置いていると、電源がONでもOFFでも集中力が激減する、ということですね。
これは、『集中するために今すぐ机の上から排除すべきものTop3』でも解説した通りです。

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あともう1つ、面白い実験があります。

30名の被験者に、知らない人と10分間自由に会話をしてもらい、そのとき、一部の人にはテーブルの上にスマホを置いて、それ以外の人は置きませんでした。

その後、被験者たちに会話がどのくらい楽しかったかを尋ねてみると、視界にスマホが会った人たちはあまり楽しくなかった上に、相手を信用しづらく共感しにくいとも感じていたんです。

どうですかね?
友達や恋人とご飯を食べに行ったとき、スマホをテーブルの上に置いていませんか?

もしかすると、それが別れの原因になるかもしれませんよ…

souさん

バカになっていく子どもたち

バカになっていく子どもたち

スウェーデン人とインターネットという調査によると、1歳未満の子どもの4人に1人が、インターネットを使っていて、2歳児では、半数以上がインターネットを毎日使っているそうです。

16歳までスマホを持っていなかった私からすると、目ん玉飛び出るくらいの驚きです。

souさん

しかも、これはスウェーデンに限ったことではないんです。

イギリスの調査でも、子どもとティーンエイジャーは毎日6時間半、スマホやタブレット端末を観ているとのことで、90年代半ばは3時間半だったので、おおよそ倍の時間を、スマホやタブレットで消費しているんです。

スマホ依存による弊害

では、こういったスマホ依存によって、子どもたちにどんな悪影響があるのでしょうか?

結論からお伝えすると、「学習に遅れが出る恐れがある」ということです。

今は小学校でもタブレット学習が取り入れられているところが、たくさんありますよね。
ただ、小さい子どもに関しては、学習の発達に遅れが出る可能性があるんです。

例えば、大人がタブレットでパズルをするのは、本物のパズルとそんなに大きな差はないですよね。
ただ、小さい子どもの場合は、意味が変わってきます。

小さい子どもは本物のパズルをすることで指の運動能力を鍛えて、形や材質の感覚を身につけます。
モンテソーリメソッドの動画で解説した、「運動の敏感期」ですね。

関連動画
主体的に動く大人になるための子育て術!10分で分かる「モンテッソーリメソッド」

米国の小児科グループも、遊ぶ代わりにタブレットやスマホを長時間使っている子どもは、後々算数や理論科目を学ぶために必要な運動技能を習得できないと警告しています。
数学ができると、年収が増えて、人生の満足度が上がる可能性が高くなるので、このデメリットは無視できないですよね。

実際に、イギリスで行われた研究では、学校でスマホの使用を禁止したところ、成績が上がっています。
しかも、これは1週間長く学校に通ったのに相当するほどの学習効果なので、すごい数値ですよね。

スマホを禁止するだけで、お金をかけずに成績を上げることができるんです。

スティーブ・ジョブズ氏の言葉

この章を締め括るために、スティーブ・ジョブズ氏の言葉を紹介します。
「うちでは、子どもたちがデジタル機器を使う時間を制限している」

iPhoneやiPadを作った人が、使用を制限しているのは面白いですよね。
ただ、これは作った人だからこそ、電子機器の恐ろしさに気づいているとも考えられます。

バカにならないためにも、スマホを使う時間を決めましょう。

具体的なアクションプラン10選

具体的なアクションプラン10選

ここまで、スマホのデメリットについて、たくさん話してきましたよね。
最後に、具体的なアクションプランを10個お伝えして終わります。

・自分のスマホ利用時間を知る
・毎日1〜2時間、スマホをオフにする
・基本プッシュ通知はすべてオフにする
・チャットやメールをチェックする時間を決める
・友達と会っている時はスマホをマナーモードにして遠ざけておく
・スクリーンタイムを制限し、代わりに別のことをする
・スマホやタブレット端末、電子書籍リーダーの電源を切る
・スマホを寝室に置かない
・SNSは交流の道具として捉える
・スマホからSNSをアンインストールして、パソコンで使う

まずは、1つだけで良いので実践してみてください。

スマホがないと生きていけない世の中だからこそ、スマホとの付き合い方を考えないといけません。
「もっと自分の人生を歩みたい」とか「やりたいことに時間を割きたい」という方は、ぜひ読んでみてください。

では、また。

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