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最も効果が高まる読書の時間帯【結論:朝でも夜でもOKです】

最も効果が高まる読書の時間帯【結論:朝でも夜でもOKです】

こんにちは、souです。

毎日読書をしており、大体月に10〜20冊ほど本を読みます。
朝に読むこともあれば、夜に読むこともあります。

さて、先日に下記のようなツイートをしました。

前半部分では、最も効果が出る読書のタイミングについて解説します。
そして後半部分では、効果が出やすいオススメの読書術を紹介します。

最も効果が高まる読書の時間帯

最も効果が高まる読書の時間帯

結論、朝でも夜でもどちらでもOKです。

下記のツイートをご覧ください。

朝と夜、それぞれにメリット・デメリットがありますが、それよりも大切なことは「続けること」です。
とはいえ、メリット・デメリットを知ることは大切なので、それぞれ解説していきますね。

朝に読書をするメリット・デメリット

朝に読書をするメリット・デメリット

まずは、朝に読書をするメリットとデメリットから見ていきましょう。

朝に読書をするメリット

朝に読書をするメリットは、次の通りです。

①集中して読める
②時間が限られている
③本で得た知識を活かしやすい
④習慣化しやすい

メリットがたくさんありますね。

メリット①:集中して読める

「起きてから4時間は脳のゴールデンタイム」というのは、聞いたことがある方も多いと思います。
ただし、これだと起床時間によって異なるので、ザックリ「午前中」の認識でOKです。

また、朝は脳が働いているだけではなく、静かなのも大きなメリットです。

私は毎朝6時半に起きてますが、ほとんど音がないのでよく集中できます!

souさん

脳が冴えていて、かつ周りが静かな朝は、「読書に最適」と言えますよね。

メリット②:時間が限られている

基本的に朝は、仕事や学校があるので時間がありません。
ないというと語弊がありますが、夜に比べると時間は限られていますよね。

これは一見デメリットのようにも思いますが、実はメリットです。

まる君

なんでメリットなんですか?
「締め切り効果」が発動するからだよ!

souさん

締め切り効果とは、締め切りが明確になることでやるべきタスクに集中できる状態になることを言います。

例えば、今日の0時までにレポートを出さないと単位が取れないとしたら、何がなんでも終わらせますよね。それがまさに「締め切り効果」が働いた例です。

時間が限られているからこそ、より集中して読むことができるわけですね。

メリット③:本で得た知識を活かしやすい

朝に読書をすれば、本の内容をその日のうちに活かすことができます。

例えば、夢をかなえるゾウ1では、「コンビニでお釣りを募金する」という課題がありますが、朝に読むことでその日のうちに実行できる確率が高まりますよね。
このように、学んだことをすぐに実行(アウトプット)できるのは大きなメリットです。

世界一難しい試験を突破する人の勉強法【アウトプットが命です】でも書いたように、勉強やビジネスではアウトプットが命です。

厳しくいうと、アウトプットしないのは、インプットしていないのと同じようなものです。
本を読んだら、1つでも良いので実行することを心がけましょう。

ちなみに、「夢をかなえるゾウ」はとても面白いので、ぜひ読んでみてください!

souさん

メリット④:習慣化しやすい

「朝か夜、どちらが習慣化しやすいですか?」と聞かれると、迷わず「朝」と答えます。

まる君

なんで朝のほうが良いんですか?
コルチゾールが関係するよ!

souさん

ここで、ニース・ソフィア・アンティポリス大学の実験を見てみましょう。

この実験では、「ストレッチを習慣化させるには、朝と夜どちらが適切か?」を調べています。
ちなみに、ストレッチは習慣化の中でも難しい運動に分類されます。

実験の結果、それぞれのグループが習慣化させるのにかかった日数は次の通りです。

・朝グループ→105日
・夜グループ→154日

習慣化についてのテクニックを伝えていなかったので朝グループも時間がかかっていますが、それでもこの差は驚きですよね。

朝はコルチゾールと呼ばれるストレスホルモンが大量に分泌されています。
このホルモンは、ストレスホルモンであると同時に防衛ホルモンでもあり、分泌されている間は目の前の物事に集中するようになります。

目の前の前にトラが現れたら身の危険を感じて、全力で逃げようとしますよね。このとき体内では、大量のコルチゾールが分泌されているわけです。

読書を習慣にさせたいのであれば、夜よりは朝にしたほうが良いですね。

朝に読書をするデメリット

では、朝に読書をするデメリットにはどんなものがあるでしょう。

①眠くて集中できない
②すぐ座ってしまう

メリットに比べると、少なめですね。

デメリット①:眠くて集中できない

人によってクロノタイプ(どの時間帯に最も活発になるか)が違うため、朝が得意な人もいれば苦手な人もいます。
つまり、夜型の人が朝に読書をしようと思っても、眠くて集中できない可能性が高いわけですね。

クロノタイプに逆らう必要はないので、夜型の人は無理して起きる必要はありません。
ですが、「夜型と思っているけど実は朝型」という方がいるのも事実です。また、少し早く起きて勉強や副業に取り組みたいと考えている方もいますよね。

そういった方には、光目覚まし時計がオススメです。
これを使えば、音ではなく光で起きることができます。

もともと人間は日の出とともに起床をしてきたので、光で起きるのが理想的です。スマホのアラームを使って強制的に起きるよりも、光を使って自然に近い形で起きたほうが体に良いんですね。

また、音もついているのですが、自然音なので嫌な感じがせずに起きることができます。

私もこれを使いだしてから、すんなり起きれるようになりました!

souさん

防犯上の関係でカーテンを開けられない方や光が差し込まない場所で寝ている方に、ぜひ一度使ってみてほしいです。

デメリット②:すぐ座ってしまう

人間の体は起きると活性化し始めるわけですが、そこで座ってしまうとスイッチが入りません。
また、90%くらいの人は日中座りっぱなしなので、朝まで座ると体に良くないことは言うまでもないですよね。

仮に座るとしても、ラジオ体操や散歩などの軽い運動をしてからのほうが良いですね。

夜に読書をするメリット・デメリット

夜に読書をするメリット・デメリット

次は、夜に読書をするメリットとデメリットについてです。

夜に読書をするメリット

夜に読書をするメリットは、次の通りです。

①ゆっくり読める
②記憶に定着しやすい
③睡眠の質が上がる

夜のメリットに関しては、科学的にも証明されているものがたくさんあります。

メリット①:ゆっくり読める

夜は朝とは違い、時間に余裕があることが多いです。
もちろん、ブラック企業に勤めている場合は除きます…

時間があるので、気になった部分を読み切ることも可能ですし、全体をサラッと一周することも可能です。

特に小説などは、スキマ時間に読むよりも一気に読んだほうが本の世界に浸れますよね。
このように、内容に没頭したい時は、夜にまとめて読むのが効果的です。

メリット②:記憶に定着しやすい

学んだことを記憶に定着させるために最も大切なのは「睡眠」です。
睡眠をとらなければ学んだ内容は入ってきません。徹夜が良い例ですね。

リヨン大学が行った実験を紹介します。
この実験では、40人の男女に16個のスワヒリ語を記憶してもらっています。

その際に、被験者を次の2つのグループに分けて、「どちらのほうが記憶力が優れるか」を調べたんですね。

グループ分け
①午前に勉強したら、そのまま午後に続きを勉強
②午前に勉強したら、いったん眠り、午後に続きを勉強

その結果、②のグループは①のグループよりも、単語をすばやく記憶でき、思い出す能力も高くなっていました。
このやり方を「インターリービング睡眠」と呼びます。

このように、夜のほうが睡眠に近いことから記憶には向いているわけですね。

メリット③:睡眠の質が上がる

寝る前に読書をすれば、スマホやタブレットを使わずに済みます。
そうすればブルーライトを浴びなくて済み、睡眠の質を上げることができるわけですね。

まる君

iPadで読書する人はどうなんですか?
そういう人には、「Kindle Paperwhite」をオススメします!

souさん

Kindle Paperwhiteはフロントライトが採用されているので、ブルーライトによる悪影響を防げます。

フロントライトとは、デバイスに反射した光をキャッチする仕組みのことです。分かりやすくいうと、紙の本と同じ仕組みですね。
これを買ってから私の読書人生が変わりました!

souさん

夜に読書をするデメリット

夜に読書をするデメリットは、次のようなものがあります。

①疲れている
②夜更かしをする可能性もある
③目が疲れる

夜のデメリットに関しては、見落としがちなポイントもあるので注意が必要です。

デメリット①:疲れている

夜は、仕事や学校、部活などで疲れていることが多いです。

疲れていると「本を読もう」とはならないので、いくら時間があっても意味がありませんよね。

【疑問】最も勉強が捗る睡眠時間は?→結論、7〜8時間ですでも書きましたが、脳が最も働く睡眠時間は「7〜8時間」です。
この時間を意識した上で、15〜20分の昼寝をすれば、夜に疲れて本が読めない状況は回避できます。

【疑問】最も勉強が捗る睡眠時間は?→結論、7〜8時間です 【疑問】最も勉強が捗る睡眠時間は?→結論、7〜8時間です

デメリット②:夜更かしをする可能性もある

私も経験がありますが、「この本おもしろすぎ!辞めどころが分かんねぇ!!」って感じで、気づいたら夜中の1時だったという経験は読書したことがある人なら一度はしていると思います。

どこから夜更かしかの線引きは難しいですが、普段自分が寝る時間よりも1時間以上遅かったら夜更かしと言っても良さそうです。

読書をする目的は人それぞれですが、夜更かしをしてまで読書をするメリットはありません。

デメリット③:目が疲れる

先述したように、スマホやiPadなどのブルーライトが発せられるデバイスで読書をすると、目が疲れてしまいます。
これを解決する方法は、やはりKindle Paperwhite一択です。

また、部屋の電気も夜の目には良くありません。
寝る1時間くらい前から暗くするのがベストですね。

科学に基づいたオススメの読書法

科学に基づいたオススメの読書法

下記のツイートをご覧ください。

これが私が実践している読書法で、かつ科学的にも効果があるものです。

夜の読書+朝の復習

先述した「インターリービング睡眠」を活用しましょう。

・夜ササッと読書をしたら、ひとまず寝る
・起きたら昨日読んだ内容をまとめる

これを実践するだけでも効果が出ます。

また、この時にマインドマップを活用すると、より効果的です。
夜の読書と朝の復習、騙されたと思って一度やってみてください。

スキマ時間にコツコツ

あとは、スキマ時間にコツコツ読むのも効果的です。
こちらは、先述した「締め切り効果」が関係します。

また、スキマ時間に読むことで読書自体の回数が増えるため、習慣化しやすくなります。
読書が嫌いな人こそ、スキマ時間にコツコツと読んだほうが良いわけですね。

このスキマ時間は、英単語を覚える時や日本史の用語を覚える時にも役立つので、何かを記憶させたい時はぜひ意識しましょう。

では、また。

参考文献
https://journals.sagepub.com/doi/abs/10.1177/0956797616659930

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