こんにちは、souです。
半年ほど前から毎日寝る前に読書をしています。
さて、先日に下記のようなツイートをしました。
紙の本と電子書籍では、どちらのほうが読解力が高いのか?
結論、「紙の本」に軍配が上がります。
特に、時間が限られた状況では紙のほうが読解力に優れていたそうです。
また、紙の本の優位性はジャンルを問わないのもポイントです。こうなる理由は次のツイートで👇
— souさん (@jukenkakumeika) January 11, 2021
ということで今回は、紙の本と電子書籍の「読解力」に焦点を当てて解説していきます。
目次
紙の本と電子書籍、読解力に優れているのはどっち?
結論、読解力は「紙の本」に軍配が上がります。
バレンシア大学の実験
バレンシア大学が、過去の「学習に関する研究」から精度が高い54件を抜き出したメタ分析を見てみましょう。
この研究では、「電子書籍と紙の本では、どちらが読解力が高いか?」を調べています。
結論を引用すると、次の通りです。
また、次のような結果も出ています。
・読書の時間が限られた状況下では、紙の本の方が優位性がさらに強くなる
圧倒的に「紙の本」に軍配が上がっていますね。
電子書籍がよくない理由
そもそも、なぜ電子書籍が良くないでしょうか。
下記のツイートをご覧ください。
紙の本では「反射光」を捉え、電子書書籍では「透過光」を捉えるそうです。
反射光→分析・批判モード
透過光→パターン認識モードと、光の受け取り方によって脳のモードが切り替わることから、『紙の本のほうが優位』という結論になるわけですね。
— souさん (@jukenkakumeika) January 11, 2021
まとめると、次のようになります。
透過光→パターン認識モード(集中が分散される)
つまり、反射光であれば電子書籍でも読解力に差がないわけです。
まる君
souさん
フロントライトとは、デバイスに反射した光を目がキャッチする仕組みのことを言います。
反対に、デバイスから直接光を出して、その光をキャッチする仕組みのことを「バックライト」と言います。
つまり、今の電子書籍を使えば「紙の本とほとんど同じ効果を得られる」ということです。
souさん
オーディオブックの読解力
オーディオブック(本の読み聞かせ)の読解力に関してはどうでしょうか。
下記のツイートをご覧ください。
ちなみにですが、電子書籍とオーディオブックでは読解力に差は見られていません。
なので、電子書籍とオーディオブックで迷っている方は、好きなほうを選んで大丈夫です。
— souさん (@jukenkakumeika) January 11, 2021
これはペンシルベニア大学の実験によってわかっていることで、今のところ「電子書籍とオーディブルでは読解力に差がない」という結論になっています。
souさん
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紙の本と電子書籍の使い分け方
私はもともと、紙の本しか買わない「紙の本信者」でした。
しかし、半年ほど前にKindle Paperwhiteを買ってから、紙の本を買わなくなりました。
そう、「電子書籍信者」になったのです。笑
まる君
souさん
そんな紙の本信者から電子書籍信者に変わった私が、中立的な立場でオススメの使い分け方を紹介します。
・深く知りたい時は紙の本
この2つを意識すると、効率よく読書ができます。
紙の本は絶対にまた読むものだけ
質問です。
おそらく、ないですよね。
あっても1冊か2冊くらいだと思います。
souさん
本棚を置くということは、「そこに家賃が発生している」ということです。
それに見合うだけの価値があるなら良いですが、眠っているならすぐに売るべきです。
souさん
深く知りたい時は紙の本
もう1つが、メモする内容かどうかで判断する方法です。
例えば、心理学やワークがついているような本であれば、紙の本を買って書き込んだほうが良いです。
しかし、それ以外は基本的に電子書籍で十分だと感じています。
souさん
・深く学びたい内容やメモをするような本
これらは紙の本で、あとは電子書籍で買うことをオススメします。
では、また。
https://journals.sagepub.com/doi/abs/10.1177/0956797614524581
https://www.uv.es/lasalgon/papers/Delgado%202018%20dont%20throw%20away%20your%20printed%20books.pdf
https://journals.sagepub.com/doi/full/10.1177/2158244016669550
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