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【保存版】科学で証明された最強の勉強法【答えは検索学習です】

【完全保存版】科学で証明された「最強の勉強法」

こんにちは、受験革命ラボのsouです。

今回は「科学で証明された最強の勉強法」というテーマで解説していきます。

まず初めに問題です。
次のうち、最強の勉強法はどれだと思いますか?

①塗り絵勉強法
②音読勉強法
③繰り返し勉強法
④スキマ時間勉強法
⑤ストップウォッチ勉強法

他にも色んな勉強法がありますが、ひとまずどの勉強法が最も効果があるのかを考えてみてください。

この問題の答えは本記事を最後まで読むと分かるので、ぜひ最後まで読んでください。

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効率の良い勉強法と効率の悪い勉強法

まず前提知識ですが、世の中にある勉強法は大きく2つに分けられます。

・効率の良い勉強法
・効率の悪い勉強法

当たり前ですね。

効率の良い勉強法で言うと、他人に教える勉強法であったり、ひとりごと学習法だったりが挙げられます。
逆に、テキストの要約や再読、ハイライトやアンダーラインを引くといった勉強法は、効率の悪い勉強法です。

この効率の良い悪いに関しては、メンタリストDaiGoさんが書かれた「超効率勉強法」という本が非常に参考になります。

本書では、「アクティブラーニング」が使える勉強法に共通するたった1つのポイントだと書いてあります。

これは本当にその通りで、自分から進んで勉強しないと学んだことが頭に入ってきません。

まる君

言われたことをただ覚えても忘れますよね…
楽しみながらやったほうが覚えれるからね!

souさん

自分がやっている勉強が効率の良い勉強法かどうかを調べる時は、「それがアクティブラーニングなのか」という基準で判断しましょう。

科学で証明された「最強の勉強法」

ここまでの説明を踏まえて、科学的に最強の勉強法が何か。
答えは、『検索学習』です。

検索学習はザックリ言うと「とにかく思い出すこと」で、フラッシュカードやテキストの暗唱、模試、クイズなどが当てはまります。

実際に、タフツ大学が120人の学生を対象にした実験によって、検索学習が最強の勉強法であることが分かっています。

タフツ大学の実験

この実験では、学生たちに30個の単語と30の画像を記憶してもらい、その際に参加者を次の2つのグループに分けています。

グループ分け
①単語と画像をノートに写して自分でテストしてもらう「検索学習グループ」
②同じ単語と画像を何度も見返す「再チェックグループ」

さらに、翌日に参加者を2つのグループに分けています。

グループ分け
・審査員の前で記憶した内容をチェックされる「高ストレスグループ」
・記憶した内容を紙に書いて提出する「低ストレスグループ」

実験結果

その結果、次のようなことが分かったのです。

・検索学習を使うと、再チェックよりも50%ほど記憶の定着率が上がる
・「検索学習+高ストレス」と「再チェック+低ストレス」の成績はほぼ同じぐらい

高ストレスの状態でも結果が出ることから、「最強の勉強法」と言われているわけですね。

他の実験でも確認済み

また、ジョンズホプキンス大学が過去35件の論文をまとめたメタ分析でも、検索学習が記憶力を上げる最強の勉強法だと結論づけられています。

メタ分析は論文をまとめた論文のことで、信頼度でいうと最も高いです。

これらのことから、「検索学習が最強の勉強法」と言えるわけですね。

まとめ:検索学習を意識しよう!

最初に出した問題ですが、実はどれも多かれ少なかれ効果のある勉強法です。
ただし、根本的な面で見ると、今回紹介した「検索学習」が科学的に最強の勉強法と言えます。

これから勉強する時には、意識的に検索学習の回数、つまり「思い出そうとする回数」を増やしてみてください。

では、また。

参考文献
https://amzn.to/2RRn6dK
https://science.sciencemag.org/content/354/6315/1046
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3430800/

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