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【実証済み】最強の計画テクニックを効果倍増させる方法

【実証済み】最強の計画テクニックを効果倍増させる方法

こんにちは、受験革命ラボのsouです。

今回はコンスタンツ大学の研究結果などをもとに「最強の計画テクニックを効果倍増させる方法」について解説していきます。

世の中の99%の人は、この方法を知りません。
その結果、失敗する計画を立ててしまい、自分自身を責めることになります。

ぜひ本記事を最後まで読んで、最強の計画テクニックをさらに最強にしてください。

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最強の計画テクニックとは?

まず前提知識なんですけども、最強の計画テクニックが何かというと「if-thenプランニング」です。

if-thenプランニングに関しての詳しい説明は、目標達成率がグンと上がる最強の計画テクニックをご覧いただければと思いますが、簡単にいうと『もし〇〇したら××する』といったことをあらかじめ決めておく計画術のことです。

過去の研究によって、if-thenプランニングには次のようなメリットがあることが分かっています。

・ゴール達成率が上がる
・良い健康習慣が増える
・メンタルが激しく改善する

そんな最強と言われている計画テクニックを、さらに効果倍増させる方法があるわけですね。

最強の計画テクニックを効果倍増させる方法

その方法の手順が、次の通りです。

①ゴールを紙に書き出す
②ゴールを達成した時のメリットを3つ書き出す
③ゴールの障害となりそうなものを3つ書き出す
④その障害の中で最も大きいものを1つ選ぶ
⑤選んだ1つの障害に「if-thenプランニング」を活用する

少し抽象的なので、具体例を出して解説します。

具体例①:ダイエット

例えば、「1ヶ月で5kg体重を落とす」というゴールを立てとします。
細かいことを言うと、この目標は良くないのですが、とりあえず仮の目標として聞いてください。

このゴールに対してのメリットとしては、次のようなものが挙げられます。

・体重が減る
・見た目が細くなる
・パートナーの気をひける

次に、このゴールの障害となるものを挙げます。

・運動がしんどそう
・甘いものの誘惑に負けそう
・友達からの誘いを断れなさそう

こういったことが挙げられまね。

この中で一番の障害となりそうなものとして「甘いものの誘惑に負けそう」を選んだとします。
あとは「甘いものの誘惑に負けそう」に対して、if-thenプランニングを活用すれば良いだけです。

この答えはいろいろありますが、「甘いものの誘惑に負けそうになったら、代わりにバナナを食べる」といった感じです。

実際に、2015年にコンスタンツ大学が行った実験では、次のような結論が出ています。

「障害ベースのif-thenプランニングを使った被験者は、普通のif-thenプランニングを使った被験者に比べて、エクササイズを続ける確率が30%ほどアップする」
とても簡単ですね!

souさん

具体例②:受験勉強

分かりやすいように、この方法を受験勉強に当てはめてみます。

まず①のゴールを、「1ヶ月で偏差値を5上げたい」にします。
②のメリットは、「志望校の可能性が広がる」「先生や家族に褒められる」「自信がつく」が妥当なところでしょう。

③の障害では、「スマホの誘惑に負けそう」「家族に手伝いを要求されそう」「部活で疲れて勉強できなさそう」といったことが挙げられます。
この中で最も大きな障害は、やはり「スマホ」でしょう。

最後に、「スマホの誘惑に負けそう」に対するif-thenプランニングですが、「もしスマホを触りそうになったら、電源を切って部屋から出す」といったことが考えられます。
このスマホ依存に関しては、スマホ依存を解消する3つの方法で解説しているので、詳しい内容を知りたい方はチェックしてください。

まとめると以下になります。

受験勉強を使った例
①ゴール→「1ヶ月で偏差値を5上げたい」
②得られるメリット→「志望校の可能性が広がる」「先生や家族に褒められる」「自信がつく」
③障害→「スマホの誘惑に負けそう」「家族に手伝いを要求されそう」「部活で疲れて勉強できなさそう」
④最も大きな障害→「スマホの誘惑に負けそう」
⑤if-thenプランニング→「もしスマホを触りそうになったら、電源を切って部屋から出す」

これをするだけで失敗しない計画を立てることができます。
3分でできる方法なので、試さない理由がありませんね。ぜひ今日から使ってみください。

では、また。

参考文献
https://www.researchgate.net/publication/37367696_Implementation_Intentions_and_Goal_Achievement_A_Meta-Analysis_of_Effects_and_Processes
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21056605/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25965276/
https://bmcpsychiatry.biomedcentral.com/articles/10.1186/s12888-015-0513-y

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