科学的な勉強法をアニメーションで解説≫

意外と知らない昼寝のメリット3選と最強の寝方【人生変わります】

意外と知らない昼寝のメリット3選と最強の寝方【人生変わります】

こんにちは、souです。

今回は、「意外と知らない昼寝のメリット3選と最強の寝方」というテーマで解説していきます。

まず初めに、質問です。普段、昼寝とかってしますか?
私は、360日くらい昼寝している生粋の「ヒルナー」なんですけど、昼寝してからホントに人生変わりました。

本記事をキッカケに、昼寝をすることで生産性が上がり、人生が変わる人が1人でも増えれば、今日死んでも後悔はありません。

ヒルナー仲間が増えるのも嬉しいですね!

souさん

ぜひ本記事を参考に、最高の昼寝人生を送ってください。

↓YouTubeでも解説しています!チャンネル登録もお願いします


意外と知らない昼寝のメリット3選

意外と知らない昼寝のメリット3選

昼寝には、どんな効果があるのでしょうか?
結論、以下の3つが代表的な昼寝のメリットです。

①脳のパフォーマンスが上がる
②記憶力が上がる
③頭が良くなる

それぞれのメリットについて、解説していきます。

昼寝のメリット①「脳のパフォーマンスが上がる」

スファックス大学が行った研究を見てみましょう。
この研究では、普段からよく運動をしている20人の男性を、下記の4つのパターンに分けています。

①25分の昼寝
②35分の昼寝
③45分の昼寝
④昼寝をせずにテレビを見る

被験者全員にそれぞれのパターンの昼寝をしてもらう、クロスオーバー式の実験です。
そして、昼寝をしたあとは、ジャンプテストや数字キャンセルタスクといったものをこなしてもらい、脳と体のパフォーマンスの変化を調べています。

その結果、昼寝の時間が長くなるほど、脳と体のパフォーマンスが上がる傾向があったんです。

短期的な研究なので、必ずしも45分が良いと言い切れるわけではないですが、昼寝の効果については理解できましたよね。

昼寝のメリット②「記憶力が上がる」

ペンシルベニア大学が、60歳以上の健康な中国人2,214人を対象にした研究があります。
詳しい内容を見てみると、定期的に昼寝をしてたのは1,534人で、昼寝をしないのは680人だったとのことです。

ちなみに、ここでいう「昼寝」の定義は、以下の通りです。

・少なくとも5分以上連続しているが、トータルの睡眠時間は2時間以内
・昼寝のタイミングは昼食後で、週に1回から毎日までの範囲

研究の結果、以下のようなことが分かっています。

・午後に昼寝をする高齢者は、昼寝をしなかった人と比較して、高い認知パフォーマンスを示した
・昼寝をしている高齢者は、中性脂肪のレベルが高かった(適正値の範囲内)
・午後の昼寝を行う高齢者は、場所認識、言語機能、記憶の改善と強く相関していた

中性脂肪のレベルが高いのはちょっと良くないですが、それ以外は大きなメリットですよね。

昼寝のメリット③「頭が良くなる」

まず、頭が良いの定義をしておきます。
ここでいう頭が良いは、「認知機能が高いかどうか」です。

ジョンズホプキンス大学が中国で行われた健康調査を使って、昼食後の行動を尋ねた上で、注意力やエピソード記憶といった脳の機能をチェック。
合わせて、夜の睡眠時間や運動レベルなども調べて、統計処理をしています。

すると、「昼食後に60分の昼寝をしたグループの認知機能が一番高かった」ということが分かったんです。
昼寝をするだけで認知機能が高くなるのは、嬉しいですよね。

最適な昼寝のタイミングと時間

最適な昼寝のタイミングと時間

ここまでで聞いて「あー、今すぐ昼寝したい」ってウズウズしているんじゃないんですかね?
ただ、少し落ち着いてください。

効果を最大限に引き出すためには、昼寝をするタイミングや時間も重要なんです。

最適な昼寝のタイミング

「午後3時以降に寝ると、夜の睡眠に影響するからダメ」
これは、聞いたことがありますよね。

まさにその通りで、寝る時間にもよりますが、基本的に午後3時以降の昼寝はNGです。
これを踏まえた上での昼寝のベストタイミングが、「起床6〜7時間後」です。

過去の動画ででも解説した『4-6-11の法則』によると、私たちの体は起床6時間後に眠気がくるようになっているので、この時間に寝たほうが良いんですね。

関連動画
超簡単で超最強な睡眠法!7分で分かる「頭がよくなる眠り方」

また、カリフォルニア大学のメドニック教授によると、「起床7時間後に昼寝をするのが良い」とのことで、この2つをまとめて「起床6〜7時間後」にしています。

最適な昼寝の時間

昼寝の時間に関しては、いろんな研究があるので、「何分が絶対!」と言えないのが正直なところです。
ただ、今のところの結論としては、「20分前後、長くても30分まで」が理想的と言えます。

・10〜20分→集中力や生産性が上がる
・30分→体内の炎症レベルが抑えられる
・40〜60分→全身がリフレッシュする

昼寝の時間による効果は、上記の通りです。
このことからも、やっぱり「20分程度の昼寝」が一番良さそうです。

【科学的根拠あり】勉強効率を最大化させる昼寝の最適な時間 【科学的根拠あり】勉強効率を最大化させる昼寝の最適な時間

効果を2倍にする昼寝の仕方

効果を2倍にする昼寝の仕方

みなさん、昼寝をするとき、どうやって寝ていますかね?

・机に突っ伏して寝る
・仮眠室で横になって寝る
・木に登って寝る

木に登って寝るは冗談ですけど、色々ありますよね。

結論から言うと、「昼寝の前にコーヒーをコップ1杯飲む」「ベッドで寝ない」。
この2つを意識するだけで、最低でも効果が2倍になります。

ポイント①「コーヒーを飲む」

コーヒーは、飲んですぐに効果が現れるわけではありません。
カフェインの効果は15分から20分ほど経ってから出るので、昼寝の前に飲むのが良いんです。

このとき、チビチビ飲むと効果が出るのに差が生まれるので、ガッと一気に飲んでください。

ポイント②「ベッドで寝ない」

あとは、ベッドで寝ないのも大切です。特に、布団の中で寝るのはNGですね。
もし布団の中で寝てたら、伊達英二ばりのハートブレイクショットをぶちかまして起こします。

はじめの一歩が分からない方は、すいません…

souさん

机に突っ伏して寝たり、マットを引いて寝たりすれば、寝過ぎを防止できますよ。

【保存版】生産性が爆上がりする最強の昼寝の仕方【人生が変わります】 【保存版】生産性が爆上がりする最強の昼寝の仕方【人生が変わります】

まとめ:昼寝を取り入れれば、人生が変わる

昼寝を取り入れれば、人生が変わる

私は昔、昼の眠気を我慢して勉強していたことがあります。
ただ、そのときは勉強しても頭に入っていませんでした。

ある日、「もうダメだ、昼寝しよう」って仮眠をとった日から、人生が変わりました。
勉強したことが、圧倒的に頭に入るんですよ。ホントに驚きました。

もし、昼寝したことがない方がいれば、今日もしくは明日からしてみてください。
必ず、効果があると自信を持って言えます。

もし効果がなかった場合は、私が全力で土下座して謝ります!

souさん

それくらい、あなたにも昼寝のヤバさを実感してほしいです。

では、また。

参考文献
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0031938419304433?via%3Dihub
https://www.researchgate.net/publication/311740854_Afternoon_Napping_and_Cognition_in_Chinese_Older_Adults_Findings_from_the_China_Health_and_Retirement_Longitudinal_Study_Baseline_Assessment
https://agsjournals.onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1111/jgs.14368

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください