こんにちは、souです。
今回は、「科学的に最強なストレス解消法5選」というテーマで解説していきます。
みなさん、ストレス抱えていますか?
本記事を読んでいるということは、多少のストレスを抱えているんじゃないかなと、勝手に思っています。
souさん
ですが、安心してください。
本記事を読んで、どれか1つでも実践すれば、必ず今よりも快適な人生になります。
今回は、今すぐ実践できるものだけを厳選しているので、「これできそう!」っていうのがあれば、すぐにでもやって頂ければと思います。
後半部分では、「これだけは絶対にやらないでね…」っていうストレス解消法についても紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
↓YouTubeでも解説しています!チャンネル登録もお願いします
目次
科学的に最強なストレス解消法5選
結論から言うと、科学的に最強なストレス解消法は、以下の5つです。
②筋トレ
③光を浴びる
④自然の中を散歩する
⑤読書
では、それぞれのストレス解消法について、見ていきましょう。
①ガムを噛む
突然ですが、みなさん、1日にどのくらいガム噛んでいますか?
意外と知られていないんですけど、ガムってすごいメリットがあるんです。
souさん
東京医科歯科大学の研究を紹介します。
この研究では、26人の男女に1日2回ずつ、2週間ほどガムを噛み続けてもらっています。
すると、ガムを噛んでいないグループに比べて、以下のような結果が出たのです。
・精神疲労も少ない
・心の焦りも低い
これは、圧倒的なストレス解消効果ですよね。
ここまで聞くと、「じゃあ、ガムって何分くらい噛めば良いの?」って疑問が浮かんできますよね。
この答えは、東京歯科大学の実験によって出ています。
この実験では、14人の男性を下記の4つのグループに分けて、ガムを噛む時間とストレス解消の関係を調査しています。
②10分ガム群
③15分ガム群
④対照群(噛まない)
研究の結果、下記のようなことが分かっています。
・15分群は、5分群よりも大きなコルチゾールレベルの減少が確認された
つまり、「10分以上ガムを噛み続ければ、大幅なストレス解消効果が得られる」ということですね。
ちなみに、私の兄は、平気で2時間以上ガムを噛み続ける、ガムモンスターです。
「いや、噛みすぎてもう無くなるんじゃね?」ってくらい噛んでいるので、味がなくなったらすぐに捨てる私からすると、目ん玉飛び出るくらい驚きです。
souさん
②筋トレ
筋トレをするとテストステロンが出ることは、知っていますよね。
ただ、ここで純粋な疑問が浮かび上がりませんか?
この疑問に答えてくれるのが、エストレマドゥーラ大学が行った実験です。
この実験では、20名の男性(平均22才)に、週3回ほど筋トレをしてもらっています。
トレーニング内容は、ベンチプレスやレッグプレス、ニーエクステンションなどの、定番メニューです。
実験の結果、次のようなことが分かっています。
・安静時のコルチゾールが24%減少
つまり、ストレス解消するためには、毎日の筋トレは必要ないんです。
ちなみに私も最近は、YouTubeのシナリオを書く途中で疲れたら、壁に足をつけて逆立ちをして腕立て伏せをしています。
はたから見ると完全にヤバい人ですが、そんなことはお構いなしです。
souさん
また、筋トレ以外にも、ストレッチやヨガでもストレス解消効果が期待できます。
仕事や勉強で疲れたときは、30秒でも良いので意識的に体を動かしましょう。
③光を浴びる
新型コロナの影響で、室内にいる時間が増えて、光を浴びない方も多いですよね。
ただ、これはメンタルに悪影響を与えてしまうんです。
理由を説明するために、まずはビタミンDについて解説します。
ビタミンDが不足すると、メンタルや体に悪影響が出るということですね。
そして、厄介なのが、ビタミンDは基本的に食べ物では生成されないという点です。
「じゃあ、どうやってビタミンDを生成するの?」っていう疑問に対する答えが、「光を浴びよう!」なんですね。
実際に、ヘルシンキ大学が120人の屋内従業員を対象にした実験では、「明るい光(2500〜4000ルクス)の中でトレーニングした被験者は、通常の光(400〜600ルクス)の中でトレーニングした被験者よりも、抑うつ症状からの解放と活力の向上をもたらす。」という結果になっています。
家やオフィスにこもりがちな方こそ、意識的に外に出て光を浴びる必要があるわけですね。
特に、冬場は日射量が少なく、ビタミンDが不足しがちなので、外に出かけてたくさん光を浴びましょう。
④自然の中を散歩する
うつ病、という言葉がありますよね。
あなたは、うつ病の根本的な原因を知っていますか?
結論からいうと、うつ病になる根本的な原因は「反すう思考」です。
スタンフォード大学の実験によると、自然の中を歩くことで、そんな反芻思考の回数を減らせることが分かったんです。
ちなみに、5分歩くだけでも効果があるそうです。
とはいえ、「おいおい、俺ん家の近くに自然なんかないぜ!」って方もいますよね。
そんな方は、自然の写真を見るだけでOKです。
アムステルダム自由大学が60名の学生を対象にした実験によると、緑が多い写真を見た被験者にだけ、次のような結果が見られています。
・心拍数の低下
ここで大事のが、「ストレスを感じた後じゃないと効果がない」という点です。
ストレスを感じる前だと効果はないそうなので、あくまでもストレスを感じた直後に、緑が多めの自然の写真と見つめ合ってください。
⑤読書
あんまり知られていないんですけど、私、結構本読むんですよ。
割と好きで読んでいるんですけど、どうも、読書ってメリットがエグいみたいなんです。
中でもストレス解消効果がヤバくて、サセックス大学が行った研究によると、「読書をすることで、ストレスを最大68%減らすことができる」とのことです。
souさん
ちなみに、読書のジャンルは自分が好きならなんでもOKなので、小説でもビジネス書でも、気が進むものをジャンジャン読みましょう。
科学で認められた読書のメリット7選【結論:今日から本を読もう】やってはいけないストレス解消法3つ
ここまで、科学的に最強なストレス解消法を紹介してきましたが、反対に、やってはいけないストレス解消法もいくつかあります。
中でも、「これだけはやらないで!」っていう、良くないストレス解消法を3つだけ紹介します。
①お酒
20歳を超えてからのストレス解消法で一番多いのは、たぶんお酒ですよね。
確かに、お酒は飲むと一瞬スッキリします。
ただ、根本的にストレス解消するかというと、そうではないですよね。
飲み過ぎたら、次の日は二日酔いでしんどいですし、少量でも睡眠の質が下がってしまいます。
「少量のお酒なら良いでしょ!」っていう方もいるかもしれませんが、ストレスが溜まっているときにお酒を飲むと、十中八九飲み過ぎます。
souさん
「ストレス溜まったからお酒飲も」となったら、この言葉を唱えてください。
『お酒は飲めば飲むほど、病気のリスクを高める』
②家でダラダラする
気分が落ち込んでいる時って、誰とも会いたくないですよね。
この気持ち、めっちゃ分かります。
ただ、孤独すぎるのも問題です。
特に、ストレスが溜まっている時は、自己流の偏った考え方に凝り固まりがちです。
あなたのことを理解してくれる友達に話せば、客観的な意見がもらえて、自分が気づいていないことに気づかされます。
気分が落ち込んでいる時こそ、心の許せる友達とあってしゃべりましょう。
③暴飲暴食
暴飲暴食した後って、罪悪感にかられますよね。
ただ、暴飲暴食が悪い理由は、これだけじゃないんです。
もちろん、何を食べるかにもよりますが、どんなものであれ、食べすぎれば腸内環境が悪化します。
あと、暴飲暴食はシンプルにおデブちゃんになりやすくなります。
暴飲暴食は、精神的にも健康的にも、あまりオススメできません。
というわけで3つほど紹介してきましたが、もし当てはまっていたとしても、あなたが好きでやっているなら、問題ないかなと思っています。
souさん
ただ、方法を知らずにやっていると、さらにストレスを溜めることになりかねないので、今回紹介したような科学的にも効果があるストレス解消法を実践して頂ければと思います。
おまけ:ストレスに対する正しい考え方
今回、ストレスに関する話をしたんですけど、実は、ストレスって悪いものではないんですよ。
「ん、どういうこと?」って感じですよね?
これは「スタンフォードのストレスを力に変える教科書」という本にも書いてことなんですけど、ストレスって捉え方次第で、脳へのダメージが全く違うんです。
ストレスは、大きく分けると下記の2種類に分けられます。
②ネガティブ・ストレス・マインドセット
ポジティブ・ストレス・マインドセットは、「集中力やモチベーションを上げてくれるし、ストレスにもいいとこがあるよね」と考えるもの。
対してネガティブ・ストレス・マインドセットは、「不快で嫌な気分になるから、できるだけストレスは避けたいよね…」と考えるものです。
詳しい研究内容については省略しますが、「ストレスはいいものだ!」と思ってる人ほど、次のような傾向が見られています。
・仕事に対して明確なスケジュールを立てる傾向がある
・1日の生産性が高い
この研究から私たちが学ぶべきことは、次のようなことですね。
おまけトークと言いつつ、有益な話をしてしまいましたね。
では、また。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3158435/
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S1883195813001333?via%3Dihub
https://link.springer.com/article/10.1007/s00421-006-0319-1
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/9854277/
https://www.pnas.org/content/early/2015/06/23/1510459112
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4690962/
https://www.takingcharge.csh.umn.edu/reading-stress-relief
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/2197297/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/22502620/
コメントを残す