こんにちは、souです。
今回は、ホリエモンこと堀江貴文さんが書かれた「非常識に生きる」について解説していきます。
3/11に発売された最新刊ですが、早速読んでみました。
結論からお伝えすると、「ホリエモンらしい本だな」と思いましたね。(良い意味でも悪い意味でも)
本書で印象的だった部分を3つほどピックアップして、わかりやすく解説していきます。
※便宜上、ホリエモンと表記することをお許しください
目次
仕事は「食っていくため」にするものではない
第1章の一番初めに書かれている部分ということもあり、ホリエモンが特に伝えたかった部分なのではないかと思います。
それくらい、ホリエモンらしいテーマでした。
ユヴァル・ノア・ハラリが書いた『サピエンス全史』には、「人間は穀物に家畜化された」と書かれています。
これはまさにその通りで、もともと人間は狩猟採集民族だったが、農耕の技術を得たことで生活のパターンが変わってしまったのです。
狩りのための移動をやめ、畑を管理し続けないといけないくなったんですね。
これが、結果的に「仕事は生きるためにやらなくてはいけないもの」という思い込みにつながったと書かれています。
確かに、嫌なことをしなくても、安い惣菜やパンで空腹はしのげますよね。
(良い悪いの話は、一旦置いておきます)
souさん
「義務でやる仕事ではなく、自分が心から楽しいと思える仕事をするべき。」
これが、ホリエモンが強く推奨する仕事論です。
時間のショートカットに「借金」は役立つ
ご存知の通り、ホリエモンは中学生のとき、プログラミングに熱中していました。
当時のホリエモン(チビホリエモン)は、専門誌に投稿して掲載料をもらって稼いではいましたが、高いパソコンを変えるほどの金額は持っていませんでした。
そこで、チビホリエモンはダメ元で親に相談したそうです。
すると、意外にも「買って良いだろう」という返事をもらったそうです。
ただし、「代金を貸す。そのお金は新聞配達のアルバイトで返しなさい」という条件付きです。
この経験から、前向きな借金は進んでしても良いという考えになったわけですね。
実際にホリエモンは、初めて会社を起こしたときも、600万円もの大金を人から借りています。
そしてそのお金は、1年後にはキッチリ返済しています。
これも納得で、もし起業したいと考えたときに「500万円お金を貯めます!」と言っていたら、何年かかるか分かりませんよね。
今は、ソーシャルレンディングやクラウドファンディングなど、資金のない人が他人からお金を借りてビジネスを始める方法はたくさんあります。
お金がないなら、信用できる人に借りるまでです。
貯金が一番の「無駄遣い」
先ほどの「借金=悪」とならんで、ホリエモンがおかしいと思っている価値観が、「貯金=美徳」です。
ホリエモンが通っていた小学校では、親戚からもらったお年玉を郵便貯金するように教えられていたそうです。
実際、生徒たちは茶封筒にお年玉を入れて、講堂に集められていたそうです。
そこには郵便局員がいて、そこで口座を作り、お年玉を貯金する手続きをさせられる。
そこに、意識確認をされることはなかったそうです。
souさん
銀行などの金融機関に預けているお金は、単なる債権です。
貯金額が増えれば増えるほど、銀行に対して債権を背負っているのと同じだと言います。
つまり、貯金額が増えれば、債権者としての負担が増えるわけですね。
「これが無駄だ」と、ホリエモンは説いています。
貯金に関しては賛否両論あるので、ここは自分の価値観次第です。
souさん
特に、以下の2冊は貯金するか、それとも使うかを決めるための、良い判断材料になりますよ。
まとめ:今の人生にモヤモヤしている人におすすめ
今の社会は、よっぽどのことがない限りは、飢え死にすることはありません。
なぜなら、日本が豊かだからです。
だからこそ、今の人生にモヤモヤしている方は多いのではないでしょうか?
私も本を読むまでは、自分の人生にモヤモヤしていました。
ただ、そこから行動して少しずつではありますが、以前より良い方向へ進んでいます。
souさん
この本は、起業家が書いた本なので、極論といえば極論です。
ですので、今の人生に満足している人が読んでも、あまり感じるものがないのではないかなと思います。
常識人間になりたくない方やもっと良い人生にしていきたい方は、ぜひポチってみてください。
では、また。
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