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目標達成率がグンと上がる最強の計画テクニック

目標達成率がグンと上がる最強の計画テクニック

こんにちは、受験革命ラボのsouです。

今回は「目標達成率がグンと上がる最強の計画テクニック」と題して、「目標達成するならまずこれを使いましょう!」というテクニックについて解説していきます。

私自身このテクニックをいろんな場面で活用していますが、そのおかげで計画倒れしなくり、やらなくても良い無駄なことをやらずに済んでいます。

科学で認められた最強のテクニックなので、ぜひあなたも活用してみて下さい!

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最強の計画テクニック「if-thenプランニング」

結論から言うと、最強の計画テクニックは「if-thenプランニング」です。

これは、【1分で完了】目標達成率が2倍になる計画の立て方の記事でも少し触れているので、いつもブログを読んでくださっている方は、知っていると思います。

【1分で完了】目標達成率が2倍になる計画の立て方

if-thenプランニングが何なのかを簡単に説明すると、「もし〇〇が起きたら××する」というのを、事前に決めておくことを言います。

・15時になったら部屋を片付ける
・水曜日は仕事を18時に終えてジムに行く

これが基本形で、もっと複雑な場面にも応用できます。
受験勉強を例にすると、以下のようになります。

・昼までに数学の問題集が10ページ進んでいなかったら、最優先事項にする
・勉強中に親から頼み事をされたら、10分だけ手伝う

こうやってあらかじめ不測の事態に備えておくことで、計画倒れを防ぐことができるわけです。

ここまで聞くと「おいおい、本当にそれだけで効果あるのかよ!」と疑問を持つ方もいらっしゃると思うので、if-thenプランニングの効果を実証したデータを3つの場面に分けて紹介します。

いろんな場面で使えるので、ぜひ普段の生活に組み込んでみてください!

souさん

if-thenプランニングの効果①

まず、「if-thenプランニングの全体的な効果」からです。

ニューヨーク大学のピーター・ゴルウィツァー博士が過去94件のデータをまとめたメタ分析では、「if-thenプランニングで一般的なゴールの達成率はどこまで上がるの?」ということを確かめています。

結論をお伝えすると、『if-thenプランニングを使うと目標を達成しやすくなり、その効果量は0.65』とのことです。

この効果量というのがどれくらいなのか判断しづらいと思いますが、ポジティブ心理学のテクニックが0.34くらいで、マインドフルネス瞑想のストレス解消効果が0.36くらいなので、これだけでも相当な効果だと分かりますよね。

この効果量が0.5以上だった時は効果がかなり高いので、とりあえず試してみる価値ありです。

また、「ポジティブシンキングはあまり有効ではない」というのが今の科学の結論なので、ここもあわせて頭に入れておいてください。

if-thenプランニングの効果②

次に、「if-thenプランニングで健康になれるのか?」ですが、これを調べたのが、2011年に23件の過去データをまとめたメタ分析です。

この研究では、if-thenプランニングを使うことで野菜の量が増えたり、お菓子が止められるのかを調べています。

結果は、以下の通りです。

・if-thenプランニングを使うと良い健康習慣が増える。効果量は0.51
・ただし、悪い習慣を減らす効果は低い。効果量は0.29

つまり、if-thenプランニングを健康習慣に対して使う時は、以下のようにすると良いわけですね。

・18時になったら500gの野菜を食べる
・火曜日の朝は20分のランニングをする

まる君

これなら僕も使えそうです!

if-thenプランニングの効果③

最後に紹介するのが、「if-thenプランニングでメンタルは改善するのか?」です。

2013年に1,636人分のデータをまとめたメタ分析によると、以下のような結果になっています。

・if-thenプランニングを使うと激しくメンタルは改善する。効果量は0.99

効果量0.99は、ミュウツーのレベル99くらい最強なので、試す価値しかありません。

・不安になったら5分間だけ瞑想する
・怒りそうになったら深呼吸する
・付き合っていた彼女(彼氏)と別れたら1日だけ好きなことをする

このように使うことで、高確率でメンタルが改善するというわけですね。
特に「メンタルが豆腐です」って方は、試してみて下さい。

if-thenプランニングを使ったアクションプラン

今回のアクションプランは、「明日の予定をif-thenプランニングを使って立てる」です。

「おおよそ何時にこの勉強をして、この時間はこれをして」というのがあると思いますが、それと一緒に思いがけないことも考えましょう。

先述しましたが、「親に何かお願いをされる」や「部活で家に帰ったら疲れている」など、思いがけない事態というのはよく起こります。
なので、思いつく不測の事態をとにかく書き出して、それに対する対処法も一緒に考えましょう。

これがif-thenプランニングであり、最強の計画テクニックです。
ぜひ実践してみてください。

では、また。

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