こんにちは、受験革命ラボのsouです。
今回は、ライデン大学の研究結果などをもとに「運動以外で頭を良くする方法3選」について解説していきます。
脳を鍛えるには運動しかないが10万部を超えるベストセラーになっていることもあり、運動をすることで頭が良くなることは、常識になりつつあります。
今回はそんな「運動以外」で頭を良くする方法について紹介するので、ぜひ参考にしてください。
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目次
頭が良くなるとは?
まず、「頭が良くなる」の定義は、『脳由来神経栄養因子であるBDNFを増やす』ということです。
BDNFは液性タンパク質の一種で、下記のような働きを持っています。
・脳の新しい神経を作る
・感情のコントロールをする
・食欲を抑制する
このように、BDNFは、ないと人生困ってしまうレベルの大切な栄養素です。
そんなBDNFを手っ取り早く増やす方法が、運動なんですね。
souさん
運動以外で頭を良くする方法3選
結論からお伝えすると、運動以外で頭を良くする方法は、下記の3つです。
②プチ断食
③太陽の光を浴びる
それぞれの方法について、詳しく解説していきます。
①砂糖と飽和脂肪の削減
でカリフォルニア大学の研究によると、「砂糖と飽和脂肪が多い食事を続けると、2カ月後ぐらいからBDNFが激減するだけではなく、記憶をつかさどるエリアである海馬にも悪影響を及ぼす」とのことです。
これは、頭が悪くなる食べ物3選でも解説した内容とほとんど同じです。
【意外と知らない】頭が悪くなる食べ物3選簡単に説明すると、「砂糖や脂肪の多い食事をすることで、海馬が崩壊し、海馬が崩壊することで砂糖や脂肪の多い食事をしたくなる」という負のループにハマってしまうわけですね。
下記のような、いわゆるジャンクフードと呼ばれる食品は、食べすぎないように気をつけましょう。
・クッキー
・菓子パン
・ポテトチップス
・ハンバーガー
・フライドポテト
・ラーメン
②プチ断食
そもそも運動によってBDNFが増える流れが、下記の通りです。
②体がストレスに慣れようとする
③脳をバージョンアップさせるために、BDNFを増やす
「プチ断食のストレスが、上記と同じような感覚なのではないか?」と言われているわけですね。
実際に、ジョンズホプキンス大学のレビュー論文によると、「断続的な断食がBDNFを増加させる」とのことです。
まる君
souさん
シドニー大学の研究によると、「脳を鍛えるのは、筋肉を鍛えるのと同じようなもので、適度なストレスによりメリットを得られること」が分かっています。
確かに、私たちの先祖を思い返してみると、定期的な飢餓を体験していましたよね。
空腹の状態で食料を探すには脳をより働かせる必要があります。
つまり、プチ断食によって脳が活性化し、結果的にBDNFが増えるわけです。
③太陽の光を浴びる
意外と見落としがちですが、太陽の光は体にとって大切なものです。
その1番の理由が、「ビタミンD」です。
ビタミンDの80%は太陽の光によって作られています。
このビタミンDが足りないと、下記のようなことが起こることが分かっています。
・高血圧になる
・脳の機能が衰える
・肥満になりやすくなる
上記のように、ヤバイほどのデメリットがあります。
souさん
ライデン大学の研究によると「日射量が多い時期ほどBDNFが増え、日射量が少ない時期ほどBDNFが減ること」が分かっています。
ここまでの話をまとめると、「光を浴びることは、脳を鍛えることにつながるだけではなく、肥満やガンなどの病気の予防にもなる」ということですね。
最低でも1日10分、できれば1日30〜40分ほど、太陽の光を浴びるように心がけてください。
では、また。
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0306452202001239?via%3Dihub
https://www.jpeds.com/article/S0022-3476(14)00953-6/abstract#%20
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5035589/
https://www.goodreads.com/book/show/7712510-the-vitamin-d-solution
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3487856/
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