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【注意】激烈に頭が悪くなるヤバイ習慣TOP3

【注意】激烈に頭が悪くなるヤバイ習慣TOP3

こんにちは、受験革命ラボのsouです。

今回は「激烈に頭が悪くなるヤバイ習慣Top3」というテーマで解説していきます。

これから話す習慣は、99%の中高生がやってしまっている習慣です。
なので、必ず最後まで読んでください。

まず初めに、ここで言う「激烈に頭が悪くなる」という定義は、「脳に悪影響を及ぼす」ということを意味しています。

脳の働きの半分は後天的に変えられることが様々な研究によって分かっているので、これから習慣を変えればたとえ今頭が良くない人でも成績を上げることができるというわけです。

ぜひ自分の生活と照らし合わせながらみてください。

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激烈に頭が悪くなるヤバイ習慣Top3

結論、激烈に頭が悪くなるヤバイ習慣は以下の3つです。

第3位「勉強中にスマホを近くに置く」
第2位「長時間座って勉強する」
第1位「運動しない」

それぞれの習慣について解説していきます。

第3位「勉強中にスマホを近くに置く」

これは知っている人も多いと思いますし、僕の動画でも繰り返し言っていることなので第3位にしました。
理解している人も多いと思うので、ここは軽く復習する程度で終わります。

テキサス大学が行った実験で、スマホを電源OFFにして視界から消したグループと電源OFFにして側においたグループで集中力の比較をしています。
その結果、後者の集中力は前者に比べて半分しかないことが分かったのです。

電源のONとOFFは関係ないというのがポイントで、スマホが視界に入っているだけでも集中力が低下してしまうというわけです。

これはもう私からの最後のお願いなので、勉強中だけはスマホを視界から消してください!

souさん

第2位「長時間座って勉強する」

カリフォルニア大学が45歳~75歳の男女35人を対象に、座り時間と脳の関係性を調べています。

具体的には、以下の方法がとられています。

・参加者がいつもどれぐらい座っているかを調べる
・プラスで普段の身体活動レベルもチェックする
・最後に全員の頭を高解像度MRIにかける

その結果、座っている時間が長いほど、内側側頭葉と呼ばれる部位が薄くなる傾向にあることが分かったのです。

内側側頭葉は記憶を一時的に保管する海馬を含む部位で、記憶力を上げるためには重要不可欠な部位です。

研究者は「この現象はよく運動をしている人でも、長時間の座り仕事による悪影響は相殺できていなかった」と言います。

不安なまる君

運動しても相殺できないのは驚きです…

また、イギリス公衆衛生サービスは「最低でも1日に2時間は立ちなさい!」という勧告を出しており、長時間座ることのデメリットが全世界に知れ渡るのも時間の問題です。

メモ
実際に国(イギリス)が長期間にわたって行った調査では、仕事場で1日に2時間だけ立ち上がれば全ての死亡率が下がり、立つ時間が4時間になると健康リスクを最低限にまで減らせることが分かっています。

このことから、イギリスではスタンディングデスクの導入や雇用者が社員に対して「座りっぱなしが心疾患や早死にのリスクを高める事実」を周知する活動が進んでいます。

ただ、日本の教育現場やオフィスではスタンディングデスクの導入が進んでいるわけではないので、意識的に立つしかありません。
つまり、現時点では「少なくとも30分に1回は立つ」というのが1番の対処法なわけです。

第1位「運動しない」

先ほど「長時間の座り仕事は運動では相殺できない」と言いましたが、運動自体は脳に対して計り知れないほどの良い影響を及ぼします。

代表的な例を挙げると、世界38ヵ国23万人が受験する国際数学・理科教育動向調査、通称『TIMSS』でネーパーヴィルが理科で世界1位になったのです。

「いやいやまずネーパーヴィルってどこやねん」と思う人がいると思うので、ネーパーヴィルについて簡単に解説します。

ネーパーヴィルはイリノイ州にあり、「0時限体育」を提唱して一躍有名になった203の学区がある地域です。

0時限体育はその名の通り、1時限目が始まる前に体育を行うことを指し、おおよそ7時ごろから有酸素運動を行うものです。部活でいう朝練的な感じですね。

この取り組みを最初に取り入れたのがネーパーヴィルのセントラル高校で、この高校の学期の最後に行われたリテラシー力と理解力のテストでは、普通の体育のみの参加の生徒は成績が10.7%向上。
一方で、0時間体育を取り入れた生徒は17%もの伸びをみせたのです。

ここから一気に0時限体育がネーパーヴィル全体に広まったというのが大まかな流れになります。

朝運動するだけで成績が伸びるのは嬉しいですね!

souさん

で、話を戻すと、世界38ヵ国23万人が受験するTIMSSでネーパーヴィルが数学で世界6位、理科では世界1位になっています。
アメリカの生徒の平均が、数学19位で理科が18位なのでアメリカの中でも圧倒的な成績と言えますよね。

もう1つ面白いのが、生徒ひとりにかける費用が少ないのにも関わらず良い成績を治めている点です。

0時限体育を始めたセントラル高校は生徒ひとりにかけた費用が8939ドルだったのに対し、同じくイリノイ州のニュートライアー高校は1万540ドルをかけていました。
そこで、イリノイ州の全生徒が受ける州の統一テストの結果を比較してみると、セントラル高校の成績の方が良いことが分かったのです。

運動自体にお金はかからないので、所得の差はそこまで関与しないというのが今のところの答えです。

今日のアクションプラン

最後に、今日からできるアクションプランをお伝えして終わります。

今日からできるアクションプランは、「勉強中はスマホを別の部屋に置き、30分に1回立って軽い運動をする」です。

勉強中のスマホが良くないことに関しては、頭で理解していると思うので深くは言及しません。
スマホ依存解消法についての動画も過去に挙げているので、気になる方は【必見】スマホ依存を解消する3つの方法【勉強に集中しよう】を参考にしてください。

【必見】スマホ依存を解消する3つの方法【勉強に集中しよう】

本記事を読むことで長時間座ることのデメリットを理解できたと思うので、これからは必ず30分に1回立つようにしましょう。
その際に、ストレッチや散歩などの軽い運動をすることで脳に良い影響を与えることができます。

脳を劣化させないためにも、意識して行ってくださいね。

では、また。

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