こんにちは、souです。
大の紙の本好きでしたが、今はほぼ100%電子書籍で読書をしています。
さて、先日に下記のようなツイートをしました。
大の紙の本好きだった私が教える電子書籍のメリットは次の7つです。
・場所をとらない
・スキマ時間に読める
・安く買える
・無料で読める本もたくさんある
・在庫切れの心配がない
・検索や翻訳などの便利な機能がある
・気軽にメモやマーカーを残せるやはり、一度使ってみるのがオススメです😌
— souさん (@jukenkakumeika) January 17, 2021
紙の本を触らないと震えるくらい大の紙の本好きだった私が、電子書籍のメリットとデメリットについて解説していきます。
目次
電子書籍の利用率や市場規模
電子書籍のメリットとデメリットの説明をする前に、電子書籍の利用率や市場規模について見てみましょう。
電子書籍の利用率
電子書籍のメリットとデメリットを説明する前に、電子書籍を使うユーザが増えているのかを見てみましょう。
まる君
2020年実施された電子書籍ビジネス調査報告書2020によると、電子書籍の利用者は「44.7%」と、全体の約半分を占めています。
紙書籍にはまだ及ばないものの、2015年調査時の「39.5%」と比較すると、利用者がすごく増えたのが分かりますよね。
2020年の6月の調査では利用していない人の割合が「54.3%」でしたが、この割合もどんどん減っていくと予想できます。
また、データによると、特に20~30代の男性と10代の女性が電子書籍をよく使っているそうです。
電子書籍の市場規模
では、利用率が高まっている電子書籍の市場規模は、どのように変化しているのでしょうか?
インプレス総合研究所が行った電子書籍ビジネス調査報告書によると、2019年度は「3750億円」で前年から120%の成長、2024年度には2019年度の約1.5倍の「5669億円」にまで成長すると言われています。
一目でわかる通り、電子書籍市場はとても伸びていますね。
中でもマンガアプリ市場の伸び率が大きく、今後も増え続けると予想されます。
電子書籍のメリット7選
では、電子書籍の利用率や市場規模を理解したところで、電子書籍のメリットを見ていきましょう。
ズバリ、電子書籍のメリットは次の7つです。
②スキマ時間に読める
③安く買える
④無料で読める本もたくさんある
⑤在庫切れの心配がない
⑥検索や翻訳などの便利な機能がある
⑦気軽にメモやマーカーを残せる
それぞれ見ていきましょう。
①場所をとらない
電子書籍の場所をとらないことです。
繰り返しですが、私は紙の本しか読んでいない紙の本信者でした。
ですが、部屋には限りがあるため紙の本を永遠と買うことはできません。
souさん
まる君
紙の本を部屋に置くことで、部屋の一部が占拠されます。
つまり、そこには一定の家賃が発生するわけです。
もちろん、それだけの価値を見出しているなら良いですが、一度本棚に入れた本をまた取り出すことはあって半年に1回ほどでしょう。
これでは、何も生み出さないものに対してお金を使っていることになってしまいます。
souさん
②スキマ時間に読める
スキマ時間に読めることも、電子書籍の大きなメリットです。
満員電車で紙の本を開いて読むのは困難ですが、電子書籍なら可能です。
スマホさえあれば開けますからね。
「本は連続して読むもの」という固定観念がある方が多いですが、むしろ逆です。
スキマ時間に読んだほうが確実に頭に残ります。
これには「締め切り効果」が関係します。
souさん
③安く買える
電子書籍は印刷代がかからないぶん安くなっています。
新刊でこの値段の差が出るので、これは大きなメリットと言えますよね。
さらに、もともと3,000円する本が500円で変えることもあります。
souさん
④無料で読める本もたくさんある
先ほどは電子書籍だと安いと書きましたが、無料で読める本もたくさんあります。
まる君
souさん
Kindle Unlimitedでは、無料で13万冊以上の本を読むことができます。
1ヶ月に1冊以上読むだけで元をとれるので、一度試してみるのもありですね。
⑤在庫切れの心配がない
新刊の本は人気であればすぐに売り切れます。
もちろん増版はされますが、そのぶん待たなければいけません。
その点、電子書籍であれば在庫切れの心配はなく、待つ必要はありません。
ワンクリックですぐに読むことができます。
「読みたい」と思ってから時間が経つと、熱が冷めた経験は誰しもがあるのではないでしょうか?
まる君
本屋さんに行く必要もなく、注文を待つ必要もない。
そして何より、在庫切れの心配をしなくて良いのは大きなメリットですよね。
⑥検索や翻訳などの便利な機能がある
ご存知の通り、紙の本では検索や翻訳はできません。
気になった部分は、スマホや辞書を使って自分で調べる必要があります。
しかし、電子書籍であれば長押しするだけで検索や翻訳ができます。
souさん
⑦気軽にメモやマーカーを残せる
読んだ内容を定着させる方法として「メモをする」がありますが、紙の本に直接書き込むのはなんか気がひけますよね。
ですが、電子書籍であれば全く気にする必要はありません。
赤ちゃんが至るところに落書きをするように書き込んでも大丈夫です。
souさん
また、メモやマーカーを残すと本を売る時に値段も下がってしまうデメリットがあります。
何も書かずに読んだ本をすぐに売れば、意外と高値で売ることができますよ。
電子書籍のデメリット5選
とはいえ、電子書籍はメリットばかりではありません。
デメリットを理解した上で、購入するかを検討しましょう。
電子書籍のデメリットは、次の5つです。
②売れない、貸せない
③スマホで読むと目が疲れる
④初期費用がかかる
⑤バッテリーを気にしないといけない
それぞれ見ていきましょう。
①読みたい本が電子書籍にないことがある
「よし、あの本を電子書籍で読もう!」と思っても、電子書籍版がないことがあります。
これは私が最近読んだ本ですが、単行本しかありません。
souさん
特に、新刊の場合はすぐに電子書籍が出ることはほとんどありません。
少し時間が経ってから電子書籍が出るので、どうしてもすぐに読みたい場合は、次のような行動をとるのがオススメです。
②すぐに読む
③メルカリで9割の値段で売る
④電子書籍版を買う
大抵の場合は、メルカリで売った頃には電子書籍版が出ているはずです。
この順序を踏むことで、紙の本と同じ値段で電子書籍が読め、かつフリマアプリの評価も上がります。
②売れない、貸せない
「この本オススメだよ!」と同僚や友人に話すと、「えっ、じゃあ貸してよ!」と言われることがありますよね。
紙の本だと貸すことができますが、電子書籍だとそうはいきません。
また、紙の本は「読み終わったら売れる」というメリットがありますが、電子書籍はデータなので売ることができません。
ただ個人的には、「読んだ本を梱包して、発送して」という手間を考えると、そこまでのメリットとは思えません。
souさん
③スマホで読むと目が疲れる
電子書籍はいろんなデバイスで読むことができ、それが大きな特徴の1つです。
しかし、中でもスマホは疲れます。
特に、長時間読むのには向いていません。
souさん
画面が小さいですし、基本的にはずっと手で持っておく必要があるので疲れます。
ですが、iPadなら画面が広く、置きながら読むことができます。
また、Kindle Paperwhiteはブルーライトが出ていないため、長時間読んでも目が疲れません。
これらのことから、私は次のように使い分けをしています。
souさん
④初期費用がかかる
電子書籍を読むためには、何かしらのデバイスを買う必要があります。
もちろん、全てスマホで読むならお金はかかりませんが、先述したようにそれはあまりオススメできません。
souさん
代表的な端末は次の2つです。
どちらかを選んでおけば間違いありません。
使い分けに関しても、とても簡単です。
楽天経済圏の方はKobo Clara HD、それ以外の方はKindle Paperwhite。
とても簡単ですね。
⑤バッテリーを気にしないといけない
デバイスはスマホと同じで、バッテリーに限りがあります。
そのため、通勤中や通学中で読む時のために充電しておかなければいけません。
まる君
souさん
Kindle Paperwhiteだと1週間に1回するだけで充電が持つので、気にするほどのことでもありません。
端末では読書以外にすることがないため、そのぶんバッテリーの消耗が緩やかなんですね。
結論:まずは二刀流で使ってみるべし!
今回の話をまとめると、まずは紙の本と電子書籍の両方を使ってみるのがオススメです。
私もKindle Paperwhiteを買いたての時は、紙の本とKindleを並行して読んでいました。
1ヶ月ほどすると慣れるので、そこからは電子書籍にスイッチするのがオススメですね。
紙の本と電子書籍の使い分けに関しては、紙の本と電子書籍、読解力に優れているのはどっち?【結論:紙の本です】を参考にしてください。
紙の本と電子書籍、読解力に優れているのはどっち?【結論:紙の本です】あなたの読書ライフが楽しくなることを願っています。
では、また。
https://research.impress.co.jp/report/list/ebook/500995
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