勉強嫌いな高校生
こういった疑問や悩みを解決します。
本記事の内容
・勉強嫌いな高校生が勉強好きになる5つの方法
・勉強嫌いを克服する上で最も大切なこと
以前、Instagramで以下の投稿をしました。
https://www.instagram.com/p/Byw8iERALxg/?utm_source=ig_web_copy_link
上記の投稿をアップデートしつつ、勉強嫌いな高校生が勉強好きになるための方法について解説していきます。
高校生が勉強嫌いになる理由
まず、以下のグラフを見てください。
このグラフを見ても分かる通り、高校生年代が最も勉強嫌いの割合が多いです。
勉強好きと勉強嫌いの差は高校生が最も大きい
先ほどのグラフから、勉強好きと勉強嫌いのポイント差を表したものが以下の数値になります。
・中学生→−8.0
・高校生→−20.2
この数値を見ても分かる通り、年代が上がるにつれて勉強嫌いの割合が増えています。
高校生になると勉強が嫌いになる理由
一言でいうと、「できなくなるから」です。
小学生や中学生の前半で習う内容は、授業を受けているだけで理解できるものがほとんどですが、高校生の場合そうはいきません。
レベルが上がるとともに、科目数も増えるため、やることが急に増えます。
そのため、できない問題が増え「勉強が楽しくない」と思ってくるのです。
不安なまる君
souさん
勉強嫌いな高校生の中にも勉強が好きになる人が一定数いる
高校生になるにつれて勉強嫌いの割合が増えるのですが、その中でも勉強嫌いから勉強好きになる人が一定数いるようです。
しかも、この一定数の割合がどの年代でも1割と、10人に1人は勉強嫌いから勉強好きへと変わっているんですね。
若干、勉強好きから勉強嫌いになる人の方が多いものの、それぞれ約1割が「好き」「嫌い」の変換が行われているのです。
勉強嫌いから勉強好きになると成績が向上する
成績の変化を以下の4つのグループに分けて計測したところ、面白いことが分かりました。
- 好きをキープ
- 好きから嫌い
- 嫌いから好き
- 嫌いなまま
どの年代でも勉強嫌いから勉強好きになったグループが、最も成績が上がったのです。
souさん
つまり、今勉強が嫌いな人でも工夫をして勉強が好きになれば、成績も伸びてさらに勉強が楽しくなるということです。
勉強嫌いな高校生が勉強好きになる5つの方法
本記事で最も伝えたいことですが、どうすれば勉強嫌いな高校生が勉強好きになれるかのでしょうか?
僕が考える「勉強嫌いな高校生が勉強好きになる方法」は以下の5つです。
②易しい問題を解く
③志望校に実際に行ってみる
④勉強以外のことをする
⑤合格体験記や名言集を読む
順番に解説していきます。
①長期目標と超短期目標の両方を設定する
目標を設定する時は、長期目標と超短期目標を設定しましょう。
モチベーションが長続きしない理由の1つとして、「目標が遠すぎること」が挙げられます。
これを解決するためにも、長期目標と並行して“超短期目標”を設定することが大切です。
超短期目標→週に最低1記事は書く
僕の場合の長期目標と超短期目標です。
目標を細分化する
例えば、「サッカー選手になりたい!」という夢があったとします。
これは長期目標に該当しますが、この目標だけでは夢は敵わないでしょう。
サッカー選手になりたいなら全国大会に出た方が良いですし、全国大会に出るためにはレギュラーになる必要があります。
そして、自分が所属するチームが勝ち続けなければいけません。
こうやって目標を細分化して、超短期目標(今日やるべきこと)を決めましょう。
②易しい問題を解く
難しい問題にチャレンジするのも大事ですが、行き詰まった時は自分が解ける問題を解きましょう。
極論、高校生でも中学生の問題までさかのぼるのもありです。
特に数学と英語はピラミッドの科目なので、基礎ができていない場合は中学生の内容まで戻って勉強し直した方が良いですね。
souさん
解ける問題と難しい問題に取り組む比率
とはいえ、易しい問題ばかり解いていても成長は見込めないので、難しい問題にも挑戦する必要があります。
難しい(発展)問題→3割
解ける問題にしっかり取り組みつつ、3回に1回は難しい問題にチャレンジといった感じですかね。
この辺は自分で模索しながらやっていくのが良いかなと思います。
③志望校に実際に行ってみる
どれだけ志望校をイメージしたとしても、実際に行って目で見た時の衝撃には勝てません。
「百聞は一見に如かず」といいますが、まさにそれです。
長期の休みを利用して、自分が気になっている学校に行ってみると良いですよ。
後で返ってくるリターンを考えると、ここはしっかりと時間とお金をかけるべきです。
志望校に直接行けない場合の対処法
とはいえ、部活があったり、志望校が遠かったりすると行けないこともあると思います。
そんな時は、SNSを利用して実際に行っている人の声を聞くと良いでしょう。
TwitterやInstagramで「志望校の名前」で検索すると何人か該当するはずなので、そこから聞きたいことを聞いてみてください。
souさん
④勉強以外のことをする
これに関しては賛否両論ありますが、個人的には行き詰まったら勉強以外のことをしてもOK派です。
バーンアウト(燃え尽き症候群)になってしまうと、やる気を元に戻すのに相当な時間がかかりますからね。
・3ヶ月に1回、外で遊ぶ
僕の場合、こんな感じです。
やるべきことを決めておく
勉強以外のことをするにしても、最低限のことはやるべきです。
そのために、先ほど述べた“超短期目標”を立て、そのタスクは最低でもこなすように努めましょう。
・朝起きて1時間は数学の問題集を解く
・1日1題は国語の文章問題を解く
といった風に、たとえどこかに出かけるにしても最低限やるべきことを決めてそのタスクをこなせば、気持ち的にもスッキリした状態で出かけることができます。
⑤合格体験記や名言集を読む
モチベーションが下がった時は、合格体験記や名言集を読むのがオススメです。
合格体験記には自分と同じような立場から合格した人がいますし、名言には見えないパワーが隠されています。
そこからモチベーションをもらい、淡々と勉強に打ち込みましょう。
注意:読み過ぎは良くない
モチベーションを上げたいからといって、合格体験記や名言集を読みすぎるのはNGです。
そもそもこれらは、読んだとしてもテンションが上がるのはほんの少しの時間だけです。
なので、勉強の合間の休憩時にパッと読むことをオススメします。
ちなみに僕は、スマホに名言チックな言葉を書いて、スマホ依存を防いでいます。
»【受験生向け】スマホ依存を防ぐ3つの方法【対策アプリも紹介】
勉強嫌いを克服する上で最も大切なこと
勉強嫌いを克服する上で最も大切なことは、「自分のために勉強すること」です。
勉強嫌いから勉強好きになった最も大きな要因
冒頭で挙げたベネッセの研究では、勉強嫌いから勉強好きになった理由として最も大きな要因が、「内発的動機付け」でした。
内発的動機付けとは、自らの興味関心によって行動することであり、周りに言われたから頑張るといった「外発的動機付け」の反対の意味にあたります。
ここから考えられるのが、誰かのために頑張るのも良いが、自らの成長のために頑張ることが大切だということです。
しんどい時こそ、自分のために勉強すると思えるようになりましょう。
苦手を確認しながら勉強嫌いを克服しよう
高校生にもなると苦手科目が出てくるだろう。
中にはほとんどの科目が苦手という人もいるかもしれないが、苦手科目はコツを掴めば一気に得意科目になることもある。
souさん
僕の場合、化学が(理系の中で)学年最下位というところから、毎回7〜8割は安定してとれるところまでいきました。
こうなると、得意科目が増えることになり自信にもつながるので、意外とチャンスだったりします。
「なぜその科目が苦手なのか?」を理解し、「どうすればその科目を理解できるようになるのか?」を考えながら勉強すると、コツを掴みやすいです。
勉強嫌いを克服したい人こそ、苦手科目にしっかりと向き合って、工夫しながら勉強していきましょう。
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