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【書評】「20代にしておきたい17のこと」の要約と感想【目からうろこです】

【書評】「20代にしておきたい17のこと」の要約と感想【目からうろこです】

こんにちは、souです。

今回は、本田健さんが書かれた「20代にしておきたい17のこと」について解説していきます。

実は、このブログの読者さんって、10代後半〜20代前半の方が圧倒的に多いです。
なので、今回の本はとても参考になると思います。

私も20代半ばですが、あと数年間ある20代を生きるヒントになりました。
ということで、早速解説していきます。

新しい変化を歓迎する

新しい変化を歓迎する

まず1つ目は、「新しい変化を歓迎する」についてです。
具体例を交えて、わかりやすく解説していきます。

大きな変化は歴史を見ても繰り返されている

2020年の春から始まった新型コロナウイルスの影響で、世界は大きく変わっていますよね。
マスクをつけることが当たり前になったり、どの店でもテイクアウトができるようになったりと、数年前までは考えられないことがたくさん起きています。

実はこういったことって、繰り返し起こっているんです!

souさん

例えば、約150年前の明治維新で江戸時代が終わった時。
それまでは絶対だった士農工商の身分が取り払われ、すべてのことが法律で決まるようになりました。

また、明治になる前の慶応3年。
当時の人は、来年幕府がなくなって徳川の世が終わるなんてことは、「絶対にありえない」と思っていたことでしょう。

つまり、私たちが「そんなことは起こりえない」ということも、3年後には当たり前のことになっているかもしれないということです。

若いうちのほうが変化しやすい

20代は、人生の中で一番変化が起きやすい年代です。
例えば、40代、50代になってから、パートナーを変えたとか、仕事や住む場所を変えた人って、なかなかいないですよね。

「人生を変えたい」と思っていても、めんどくさくなって、このままでいいかとなってしまうのです。

でも、20代は違います。
たった1ヶ月の間に、パートナーや仕事、住む場所がすべて変わることも、珍しくありません。

・仕事を変わる
・パートナーを変わる
・ルームシェアする
・田舎に住んでみる
・逆に都会に出てみる

こんなことをしても、20代なら不思議に思われません。
大事なのは、経験することです。やりたいと思ったら、やってみるのが一番大事ですね。

時代の先を読む

時代の先を読む

2つ目は、「時代の先を読む」についてです。
個人的には、ここが一番重要なパートだと思いました。

個人は時代の流れには逆らえない

これまでの歴史を見てみると、ずっと平和で何もなかったときは、実はあまりありません。
実際、過去200年を見てみると、下記のようなことが起こっていますよね。

・第一次世界大戦
・第二次世界大戦
・オイルショック
・ブラックマンデー
・リーマンショック

日本だけでも、過去100年間で大きな地震や台風、水害が何十回も起きています。

どれだけ個人で頑張っても、自分が属している会社や業界がダメになることはある。
まずは、ここ事実を受け入れることが大切ですね。

波に乗るために大切なこと

繰り返しですが、新型コロナウイルスの影響で、世界の経済は軒並み悪化しています。
ですが、経済が悪化したときこそ、成功者が生まれるタイミングでもあります。

例えば、1929年に株が大暴落して、世界大恐慌が起こりましたよね。
これを受けて、失業対策として、大規模な公共工事が行われました。

アメリカでいうと、下記のようなものですね。

・フーバーダム
・エンパイア・ステート・ビル
・ゴールデン・ゲート・ブリッジ

このプロジェクトに携わった設計士や建設業界には、仕事がたくさんあることは容易に想像できますよね。
つまり、世界的に不況でも、儲かる人はいるのです。

お金の流れを見抜ける人は、お金持ちになれるってことですね!

souさん

時代の流れが変わるときこそチャンス

先ほど説明したように、時代の流れが変わるときは、チャンスもたくさん発生します。
というのも、産業全体が消滅してしまうと、何十万人もの人が仕事を探すからです。

ここに、新しいビジネスチャンスがあるわけですね!

souさん

「9割の人は苦しむが、1割の人は成功するキッカケを掴む」というのが現実です。
成功するキッカケを掴むためには、産業の構造や歴史を見てみるといったことが挙げられます。

どのような変化をするのか、どの産業にいたら楽しいのか、上手くいきそうか、といったことを考えるクセをつけましょう。
そうすることで、10年後、20年後には、時代の流れを味方につけることができるようになります。

本を読んでヒントを掴むのもありですよ!

souさん

以下の本は、投資家たちにも絶賛されている本で、未来のことを予想するのにピッタリですよ。

社会の仕組みを知って、自分がどこに属するかを決める

社会の仕組みを知って、自分がどこに属するかを決める

最後は、「社会の仕組みを知って、自分がどこに属するかを決める」についてです。
ここは、先述した「時代の先を読む」と通じるところですが、かなり大事なポイントです。

世の中の現実を受け入れる

世の中が平等ではないことは、なんとなく理解できますよね。
例えば、人生ゲームでは、サラーマンコースや医者コース、実業家コースなどがあり、どのコースに進むかでだいぶ人生が変わります。

小学生のころ、クラスメイトと話しているだけで、その子の家がお金持ちか、そうでないかは、だいたい想像できたと思います。
そして、高校生になるころには、社会の構造がどうなっているかを意識し始めますよね。

多くの会社員が、チェーンレストランで500円のランチを5分で胃に流しこんでいるのに対して、同じ時間に、高級ホテルで5,000円のランチを2時間かけて食べている実業家の人もいるのです。

こういった格差のことを、「ヒエラルキー(階層)」と言います。
社会には、いやがおうでもヒエラルキーが存在することを、頭に入れておく必要があります。

自分が社会とどうか変わっていくか

人生について考えるとき、私たちはつい自分のことだけにフォーカスしがちです。
ただ、どんな人も1人では生きていけません。なぜなら、どんな人も社会の一員として生活しているからです。

子どものうちは家族だけの世界ですが、20代になれば、社会人になって、文字通り社会と関わっていきます。
そんな社会との関わり方には、下記のようなものがあります。

①「無職」「引きこもり」など、家事も仕事もしない
②「専業主婦」「家事手伝い」「家族の介護」などをするけど、外では仕事をしない
③「ボランティア」として、意義のある活動をサポートする
④「パート」「正社員」として、毎日定時で働く
⑤「エリート」として、残業もいとわずバリバリ働く
⑥「自営業(フリーランスも含む)」として、自由に働く
⑦「ビジネスオーナー」「投資家」として生きる

もちろん、どれを選ぶかは自由です。
20代でも働かない道を選んでも良いですし、実家暮らしでお金を貯める生活も良いでしょう。

これまでは、フルタイムで働くか、フリーランスで働くかの2択でしたが、働き方改革により、テレワークが認められたり、週休3〜4日を導入する企業も増えてきました。
自分がどこに身を置き、どんな生き方をするのかは、自由ということですね。

まとめ:後悔しない人生を歩むためのヒントがたくさん

後悔しない人生を歩むためのヒントがたくさん

著者の紹介をしていませんでしたが、著者の本田健さんは20年間で800冊の本を出すという、なかなかクレイジーな方です。

資産も何十億とあるそうですが、もちろん過去にはたくさんの失敗をしたそうです。
そんな方が、「20代のときにこれをしておくと良いよ」と教えてくれているので、かなり信憑性のある話だと思いました。

私も20代半ばなので、この本に書かれていたことを意識して過ごしたいと思います。
興味がある方は、ぜひポチってみてください。

では、また。

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