こんにちは、受験革命ラボのsouです。
今回は「目標達成率が2倍になる計画の立て方」というテーマで解説していきます。
勉強や部活など、人生において目標を立てる機会ってたくさんありますよね。
おそらく本記事を読んでいるあなたは、計画の立て方が分からなかったり、これまで計画通りに進まなくて、やる気をなくした経験があると思います。
計画の立て方には様々な種類がありますが、今回は比較的簡単でなおかつ効果の実証されている方法を紹介するので、ぜひ参考にしてみて下さい。
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目次
計画を立てる際に絶対やってはいけないこと
計画を立てる際に重要なのが「ポジティブシンキングを辞めること」です。
ポジティブシンキングは良いものとされていることが多いですが、実は行きすぎたポジティブシンキングは目標達成を阻害すると言われています。
これを実証したのが、2012年に83名の学生を対象にした実験です。
また、ガブリエル・エッティンゲン博士が2011年に学生を対象にした実験でも同様の結果が得られており、ポジティブシンキングが良くないことは最新の研究で明らかになっています。
しかし、現実ばかりを見るのも問題とされています。
現実ばかりを見るのは、「ポジティブシンキングと同様に目標達成率が低くなる」とされているので注意しましょう。
WOOPの法則とは?
この2つの問題を解決してくれるのが「WOOPの法則」です。
具体的なやり方としては、まずWishから始めるのですが、計画を立てる時は出来るだけ静かで集中できる場所が良いとされています。
①Wish…願望
そこで、まずは「なんとか頑張れば達成できるくらいの目標」を紙に書き出します。
このなんとか頑張れば達成できるくらいの目標というのがポイントで、「来月に億万長者になる!」とか「来週までに偏差値10上げる!」といった目標はNGということです。
②Outcome…成果
次は、その願望に関するベストな成果を書きます。
例えば、願望が「週に2回ジムに行く」だったら、成果は「健康的な体を手にする」というようなことです。
souさん
③Obstacle…障害
成果を書き終わったら、次は目標を邪魔する障害を書き出します。
以下のようなものを意識すると書き出しやすいです。
・どんな行動が目標達成をさまたげているのか?
・どんな癖や習慣が目標達成をさまたげているのか?
この障害を書くときに「親が邪魔してきそう」などの周りの環境を原因にする人がいるかもしませんが、願望がギリギリ達成できるレベルのものであれば、その原因は全て自分にあります。
モチベーションや時間の使い方などが主な原因となるので、障害は全て自分主体で考えましょう。
④plan…計画
最後は、その障害に対する計画を立てます。
この場面では、「if-thenプランニング」が効果的です。
ここは今回の動画で覚えておいてほしい部分なので、WOOPの法則と一緒に頭に入れておいて下さい。
先ほどの「週に2回ジムに行く」を例にすると、出てくる障害としては「残業が続きそうでジムに行けないかもしれない」というもがあります。
これに対してif-thenプランニングを使うと、「火曜日と木曜日だけは6時になったら退社してジムに行く」といった計画が出来上がります。
これをすることで、万が一何かがあったとしてもストレスなく対処することができるので、ぜひ使ってみて下さい。
WOOPの法則を使った具体例
具体例を出しつつまとめます。
例えば「毎日寝る前に英単語を覚える」という願望があるとします。
この場合の成果は、「英語の点数が上がる」で良いでしょう。
障害は、「毎日家に帰ったら部活で疲れている」などが挙げられます。
これに対する予防としては、「1分だけでも良いから単語帳を開く」といったことがあります。
・Outcome→英語の点数が上がる
・Obstacle→部活や仕事で疲れている
・Plan→1分だけで良いから単語帳を開く
もちろん、今紹介したものが正解ではないので、自分なりにアレンジしながら計画を立ててみて下さい。
では、また。
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