こんにちは、受験革命ラボのsouです。
今回は「頭が悪くなる朝の行動ワースト3」と題して、絶対に朝やってはいけない行動を科学的にご紹介します。
これをやっていると勉強効率が下がり、頭が悪くなってしまいす。
逆に、反対のことをやれば勉強効率は上がるので、ぜひ自分の行動と照らし合わせてみて下さい!
また、「寝る前に絶対やってはいけない行動」についても解説しているので、そちらも合わせて見てください。
【注意】寝る前に絶対やってはいけない行動3選では早速いきましょう!
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目次
頭が悪くなる朝の行動3選
結論、頭が悪くなる朝の行動は以下の3つです。
②水を飲まない
③SNSをチェックする
それぞれの行動について解説していきます。
①勉強をしない
これにはプライミング効果と呼ばれるものが関係します。
プライミング効果とは、先に知覚した事柄が後の知覚に影響を及ぼすことを言います。
つまり、「朝に勉強をすることで日中にそれに関する情報が入ってきやすくなる」ということです。
家を出る時間ギリギリまで寝て、パンをくわえながら出かけるという方もいるかもしれませんが、これだと日中の生産性は下がってしまいます。
1分だけでも良いので、その日にやりたいタスクに関する情報に触れるようにしましょう。
②水を飲まない
人間は寝ている間に200~300ml、多い人だと500mlほどの水分がなくなっていると言われているので、朝起きたらすぐに水分を補給する必要があります。
コップ1杯が大体200mlくらいなので、起きたらすぐにコップ1杯の水を飲むようにして下さい。
また、114人の男女を対象にした実験では「水を飲むことで頭が良くなる」ということが分かっています。
この実験では、参加者を以下の3つのグループに分けています。
②300mlの水を飲むグループ
③水を飲まないグループ
その後20分ほど休憩をはさみ、全員の注意力と記憶力を計るテストをしています。
その結果、以下のような変化が見られています。
グループ① | グループ② | グループ③ | |
注意力 | 12%向上 | 23%向上 | 1%低下 |
記憶力 | 2%向上 | 6%向上 | 1%低下 |
気分 | 15%改善 | 18%改善 | 5%改善 |
少量の水を飲むだけでも効果がありますが、やはりコップ1杯くらいの水を飲むのが理想的です。
ちなみに、水にはダイエット効果もあることが、イリノイ大学の研究によって分かっているので、朝だけに限らず1日を通してしっかりと飲みましょう。
最低でも1時間に1回はコップ1杯の水を飲むイメージです。
③SNSをチェックする
まさか朝にTwitterをチェックしたり、友達にLINEを返したりしている方、いませんよね?
もしやっているとしたら、かなり生産性が下がるので今すぐ辞めましょう。
カリフォルニア大学ロサンゼルス校の実験によると、SNSには以下のようなデメリットが発生することが分かっています。
・他人が投稿した写真でも、「いいね!」が多ければ脳の側坐核が反応する
この側坐核は脳の報酬系と呼ばれるエリアで、何かいいことがあるとドーパミンがたくさん分泌されます。
こう聞くと、「やる気が起こって良いじゃん!」と思う方もいるかもしれませんが、カリフォルニア大学から出た論文によると「SNSの対人コミュニケーションは全体的な幸福度を下げる」という結論になっています。
つまり、「一時的にやる気は出るけど、使いすぎると結果的にメンタルが崩壊する」ということです。
また、朝起きてから2~4時間は、脳が最も働く「ゴールデンタイム」と言われているので、この脳がスッキリした状態の時にSNSをチェックするのはもったいなさすぎます。
朝からSNSをチェックして決断の回数を消費すると、午後の勉強はほとんど無意味になってしまうわけです。
なので、SNSのチェックは昼過ぎくらいにしましょう。
今回のアクションプラン
ここまでの内容を踏まえたアクションプランは「スマホの休止時間を設定する」です。
ちなみにこれは、iPhoneユーザ向けなので、Androidの方は同じような設定があれば、自分で調べてやって下さい。
以上で設定は終わりですが、「どうしても必要なアプリがある」という方は、休止時間の3つ下にある「常に許可」をタップし、該当するアプリだけ許可しましょう。
個人的には天気とスケジュール帳くらいで良いかなと思っていますが、この辺はやりながら自分に合ったものを見つけて下さい!
では、また。
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