こんにちは、受験革命ラボのsouです。
今回は、行動主義心理学をもとに「悪い習慣を断ち切って、良い習慣を身につける方法」について解説していきます。
本記事で話すことは、行動主義心理学の世界で昔から使われている方法なので、ぜひ使ってみてください。
↓YouTubeでも解説しています!チャンネル登録もお願いします
目次
結論:オペラント条件付け
結論からお伝えすると、悪い習慣を断ち切って、良い習慣を身につける方法は「オペラント条件付け」です。
これはアメリカの心理学者であるバラス・スキナーさんが考案した「ある特定の行動を行う頻度を増やしたり減らしたりするための訓練方法」です。
まさに悪い習慣を断ち切って、良い習慣を身につけるための方法と言えますね。
具体的なやり方①
やり方は、とても簡単です。
図のように、増やしたい行動は「ご褒美を与えてペナルティを減らす」ことで強化し、減らしたい行動は「ご褒美を減らしてペナルティを与える」ことで減らしていきます。
例えば、「勉強中にスマートフォンを触るのを辞めたい」という目標があったとします。
これは減らしたい行動に入りますよね。
なので、「ご褒美を減らす」か「ペナルティを与える」の2択になります。
ただし、神戸親和女子大学教授の吉野俊彦氏によると、「オペラント条件づけでは一般的に罰は与えないほうが良い」とのことですので、ご褒美を減らす方向で考えていきましょう。
これは、パッと思いついたことなので、ご自身でチューニングしてください。
一応ペナルティに関しても説明しておくと、次のようなものが挙げられます。
・30分のランニングを行う
このペナルティに関しては、「本当はやりたくないけど、自分にとってもプラスになるようなもの」にするのがオススメです。
souさん
具体的なやり方②
増やしたい行動の場合も考えてみましょう。
ご褒美を与える場合で言うと、次のようなものが挙げれます。
・ポテトチップスが食べられる
ご褒美が度を越えると、別の弊害を生み出す原因になるので、辞めておくのが吉です。
ここも、できるだけプラスになるものを設定しましょう。
オペラント条件付けの注意点
オペラント条件づけを実践する際には、見落としてはいけない注意点があります。
それが、『何個も何個も挙げない』という点です。
条件は1つか2つに絞ったほうが効果が出やすくなります。
例えば、下記のようなものですね。
・ペナルティとして、スマホをポストに入れる
このように、誰でも分かる簡単な条件を意識しましょう。
では、また。
コメントを残す