こんにちは、souです。
今回は、菅原洋平さんが書かれた「図解 脳のスゴイ力を最大限に引き出す方法」について解説していきます。
本記事を読み終わるころには、脳が持っている本来の力を最大限に活用することができるので、ぜひ最後までご覧ください。
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目次
脳に良い考え方
なにか物事に取り組むときに、「無理」とか「つまらない」って感じることありますよね?
実はこれ、レベルの設定の仕方が間違っているからなんです。
前者は未経験が100%の状態で、後者は経験済みが100%の状態であることがほとんどです。
2つともやる気が出ない理由は違いますが、「嫌だな」と感じている点でいうと同じですよね。
この「嫌だな」って感じることが脳にとってはNGで、「嫌だな」と感じるだけでも脳のエネルギーは消費されていきます。
「5分後には勉強するぞ!」って言ったのに、スマホを触ると「勉強めんどくせっ」って感じることありますよね?
まる君
souさん
そんな問題を解決してくれるのが、「ハーフタスク」です。
ハーフタスクとは、半分は経験済みで、もう半分は未経験の課題のことです。
例えば、「新しい仕事を任されたとき」のことを考えてみましょう。
仕事ができる人は、過去の経験済みの仕事との類似点を見つけます。
そして、そこから手をつけて、未経験の仕事へと進めていきますよね。
こうすることで、全く未経験の仕事でも、やる気を維持したまま取り組むことができるからです。
「毎日駅まで歩く」が経験済みで、「早歩き」が未経験になるので、こうすることで脳がフル活用されるわけです。
脳に良い言葉と悪い言葉
あなたは普段、自分が口にする言葉を意識したことがありますか?
まる君
詳しい言葉に関しては後で詳しく解説しますが、「私って何をやってもダメなんだよな…」とか「これやるのめんどくさいな」みたいな言葉です。
ここで1つ質問です。
自分の言葉を最初に聞く人って、誰だと思いますか?
そうです、自分ですね。
もっと細かくいうと、自分の脳ですね。
体に信号を送るのは脳なので、脳に良くない言葉が届けば、体に良い信号は送られないですよね。
souさん
脳に悪い言葉①:やらないといけない
「宿題をやらないといけない」「仕事をしないといけない」
こういった言葉を、つい言ってしまうこと、ありますよね?
まる君
これは、自分のできていない部分に着目してダメ出ししているのと同じなので、ますますやる気が出なくなってしまいます。
例えば、上司から「お前はいっつもデータの入力を間違えるな!」って言われたら、誰だってやる気なくしますよね。
「何かをしないといけない」と言うのは、これと同じことをしているわけです。
「〇〇をやらないといけない」ではなく、「〇〇をやる」と言い切る。
これを、心理学の世界では「リフレーミング」と言います。
今回は心理学の話ではないので、詳細については省きます。
souさん
こうやってリフレーミングをして「〇〇をやる」と言うことで、脳はそのために必要な体の動作を呼び出すので、行動に移しやすくなります。
脳に悪い言葉②:いつも
「私はいつもダメだ」「ミスばかりする」
こういった言葉を言ってしまうこともありますよね?
でも、冷静に考えてみてください。
もし本当にいっつもダメなら、もっと大問題になって、今の状況にはなっていないはずですよね。
souさん
「いつもダメ」から「いつも」をとってみます。すると、「ダメ」という事実だけが残りますよね。
事実が残れば、あとはその事実に対して対処すれば良いだけです。
また、事実にすれば、寝ている間に脳が勝手に消してくれます。
つまり、負の言葉が口癖になっている人は「事実ベースの言葉に変換することを心がけるのが良い」というわけです。
脳に良い行動3選
脳に良い行動に関しては、過去の動画でも何度か話していますね。
関連動画
≫【記憶力アップ】脳の「海馬」を鍛えるシンプルな4つの方法
souさん
では、本書で書かれていた中から、私も実践していて、かつ科学的にも正しい脳の習慣を3つ紹介していきます。
脳に良い行動①:朝の光を浴びてからの二度寝
二度寝って聞くと、「良くないもの」と思いますよね。
ですが、実は、朝日を浴びてからなら二度寝は悪者ではないみたいなんです。
souさん
平日は仕事や学校があるので、昼前までのんびり寝る、みたいなことはあんまりできませんよね。
「その代わり、休日にたくさん寝てやろう!」って思って、土日だけ昼前まで寝ることありませんか?
まる君
ただ、土日に昼前に起きると、夜寝れなくなって、月曜日の朝に憂鬱な気分で起きることになってしまいます。
これを防ぐ方法が、「朝の光を浴びてからの昼寝」です。
私たちの体は、朝日を浴びてから約16時間後に眠くなるような仕組みになっています。
souさん
一度光が脳に届いてくれれば、もうこっちのもんです。
二度寝をしようが、三度寝をしようが、十度寝をしようが問題なしです。
というのは冗談ですが、遅く起きる場合でも「いつも起きている時間に一度光を浴びてから寝る」ということを意識してみてください。
脳に良い行動②:ながら活動を減らす
・スマホを触りながら食事をする
・テレビを見ながらLINEの返信をする
・音楽を聴きながら勉強する
こういったこと、ついやっちゃっていませんか?
まる君
これは、いわゆる「マルチタスク」と呼ばれるものですが、過去の研究で「マルチタスクは生産性が下がること」が分かっています。
特に、朝のうちに「テレビのニュースを見ながら、朝ごはんを食べる」なんてのは、もったいないの極みです。
朝のNG行動については、過去の動画で解説しています。
関連動画
≫【危険】頭が悪くなる朝の行動ワースト3
・ご飯を食べるときはテレビを消す
・勉強するときは耳栓をする
こういった対策をすることで、脳が無駄なエネルギーを消費せずにすみます。
脳に良い行動③:筋トレで質の良い睡眠
この本では、「40代になったら筋トレが大切」と書かれていましたが、トレーナーの私からすると「遅すぎる…」って感じです。
souさん
というのも、みんな美味しいもの食べたいですよね?
好きなところに旅行しにいきたいですよね?
何歳になっても実年齢より若く見られたいですよね?
そう、これ全部健康じゃないとできないんです。
・好きなところに旅行に行って遊びまくりたい
・いつでも実年齢より若く見られたい
こういった欲求があるなら、筋トレをするのがベストです。
筋トレには科学的なメリットもたくさんあって、デメリットは「彼女より筋トレを優先してしまうことくらい」しかないので、週に2回を目安に筋トレをするのが良さそうです。
先ほど脳に良い行動について紹介しましたが、他にもたくさん書かれていました。
どれも簡単に取り組めるものばかりなので、ぜひ取り組んでみてください。
まとめ:簡単な脳トレがギッシリ
脳トレと聞くと、「めんどくさい」とか「難しそう」って感じる方も多いですよね。
ただ、本書で書かれていたものは、どれも簡単なものでした。
souさん
習慣化するためには、超ハードルを低く設定することが大切なのは、過去にも話した通りです。
【意外】習慣化できる人とできない人の3つの違い1つごとの話がとても短くイラストで書かれていたので、とても読みやすい本でした。
興味がある方は、ぜひポチッてみてください。
では、また。
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